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![文学賞「親鸞賞」「蓮如賞」](img/st_2_1.gif)
平成五年から、フィクション、ノンフィクションを対象に、日本人の心の真実を語る作品を顕彰しています。
両賞の選考委員は、加賀乙彦、瀬戸内寂聴、三浦朱門、梅原猛、中西進、黒井千次、山折哲雄、柳田邦男の各氏。日本を代表する文化人が揃い、授賞式では選考委員によるシンポジウムを行うなど、日本の精神文化の発展はもとより、文学、思想の興隆にも寄与しています。
![佛教通信教育「信心学通信教育」](img/st_2_2.gif)
佛教を学問としてだけではなく、佛の智慧と慈悲をいただいて、信心を育む佛教の通信教育を平成十六年九月に開講しました。
日本佛教の叡智とも呼ぶべき各界の第一人者が講師として集結し、教理はもとより、歴史、文化、芸術など幅広い視点から学際的に学び、佛教教育の最高峰という評価を得ています。
とりわけ、大谷暢順当財団理事長を講師とするCS放送番組「信心学への招待」は、平成十六年九月から一年間にわたって毎週二回、全国に放送され、大好評でした。浄土真宗開立の祖・蓮如上人がしたためた御文の研究の第一人者である御門跡台下は、先例を見ないその優れた解釈、歴史や文学などの視点からわかりやすく講義し、「信心学通信教育」の履修課目の一つとしています。
![京都東山文化振興会](img/st_2_3.gif)
本願寺の佛教文化を広く社会に伝えることによって、日本文化の発展にも資する事業として、各種講演会やコンサートなどを平成十五年から開催しています。
文化勲章受賞者の瀬戸内寂聴師の講演をはじめ雅楽、和太鼓、佛教聖歌の演奏会など市民を対象にした多彩な活動を展開しています。
平成十九年には、久しく途絶えていた蓮如上人ゆかりの狂言「鶯」を約五百年ぶりに再現。斯界を代表する野村万作、萬斎両氏が演じ、その歴史的、文化的価値を評価されて文化庁、京都市の後援を受けました。
![出版事業](img/t_syuppan.gif)
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『明治維新の東本願寺』
奈良本辰也 百瀬明治著
河出書房新社刊
1987年8月発行
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『蓮如〔御文〕読本』
大谷暢順著
河出書房新社刊
1991年6月発行
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『百年戦争とリュッシモン大元帥』
ジャン=ポール・エチュベリー著
大谷暢順訳
河出書房新社刊 /1991年6月発行
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『蓮如実伝第一部 近江篇』
辻川達雄著
紀伊国屋書店刊
1995年11月発行
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『蓮如実伝 第二部 北陸篇上』
辻川達雄著
紀伊国屋書店刊
1996年9月発行
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『蓮如実伝 第二部 北陸篇下』
辻川達雄著
白川書院刊
2004年6月発行
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『ジャンヌ・ダルクと蓮如』
大谷暢順著
岩波書店刊
1996年3月発行
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『聖ジャンヌ・ダルク』
大谷暢順著
中央公論社刊
1998年2月発行
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『戦場のジャンヌ・ダルク』
大谷暢順著
社会思想社刊
1999年1月発行
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『蓮如上人全集』四巻組
編者 大谷暢順
中央公論社刊
1998年12月発行
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『蓮如上人全集第五巻』
編者 大谷暢順
中央公論新社刊
2001年12月発行
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『他力本願と私』
大谷暢順著
KKロングセラーズ刊
2001年6月発行
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『蓮如〔御文〕読本』
大谷暢順著
講談社刊
2001年12月発行
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『蓮如の「御文」』
大谷暢順著
人文書院刊
2005年3月発行
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『蓮如上人・空善聞書』
全訳注 大谷暢順
講談社刊
2005年3月発行
![国際文化交流](img/t_koryu.gif)
平成十六年末のインド洋大津波の被害者追悼と佛教文化の施設「津波本願寺佛舎」を平成十八年十二月二十六日、スリランカ政府の要請と日本国外務省の支援を受けてスリランカに建立しました。落慶法要は、わが国初の国家式典として執行。スリランカ首相らが参列し、同国を代表する聖地として、国際的な崇敬を集めています。
また、平成十九年十二月にはマヒンダ・ラージャパクシャ・スリランカ大統領が公式来日した際、大谷暢順当財団理事長が京都迎賓館に最初のゲストとして招かれました。
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