浄土真宗開立の祖と仰がれる本願寺第八世法主蓮如上人は、文明三年(1471)に北陸下向を決行され、同年8月より越前国吉崎に定住されました。吉崎での布教巡化は空前の大成功となり、吉崎に建立された道場は「吉崎御坊」として、現在に至るまで浄土真宗門徒にとっての聖地であり続けております。