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クールジャパン 日本人の智恵 イン スリランカ

 スリランカ初となる狂言の公演やレクチャー&デモンストレーション、シンポジウムや新作DVDの上映を通して、日本人の精神、文化、芸術等を伝えるクールジャパン事業を同国コロンボで平成26年2月19日、20日の2日間、行ないました。
 共催は在スリランカ日本大使館とスリランカ政府、協力が京都市、京都国立博物館で、国際交流基金の助成事業。
 本事業はアニメや漫画、ゲーム等への評価に留まらない、日本の文化と精神の深淵を世界へ伝えるクールジャパンの新機軸です。
 この模様は、同国の有力紙にも数回にわたって報道されたほか、新作DVDを日本語教育の副教材に活用したい旨が複数の大学から寄せられる等、日本、スリランカの文化による友好親善に寄与しました。



●2月19日
 野村万作一門による狂言のレクチャー&デモンストレーションと「棒縛(ぼうしばり)」の上演、粗信仁大使や村上隆京都国立博物館学芸部長等、両国有識者による日本とスリランカの文化、精神を論じるシンポジウム、日本文化の真髄を紹介するDVD2作品の上映を実施しました。参加者は、日本語を学ぶ現地学生や政財界人、各国大使館要人等の約200人。



大谷暢順当財団理事長の挨拶を代読する大谷光輪当財団参議


祝辞を披露する粗大使


祝辞を披露するモワラーナ西部州知事(スリランカ政府代表)


野村万作一門による狂言「棒縛」


村上京都国立博物館学芸部長ら日本、スリランカの有識者によるシンポジウム


●2月20日
 日本語を学ぶ約1,800人の現地学生が国立ケラニア大学に集った中、両国の狂言公演を通じてその文化を紹介しました。
 まず、野村一門が狂言のレクチャー&デモンストレーションと「附子(ぶす)」を上演。狂言の「附子」と「墨塗」を題材にアレンジされた同大学生等によるスリランカ創作狂言「ワハ(附子)」「キンブル・ガンドゥル(墨塗)」の公演、来場した学生等との質疑応答と続き、文化の相互交流を図りました。



約1,800人の学生等が集ったケラニア大学のクールジャパン事業


野村一門による狂言のレクチャー&デモンストレーション


狂言「附子」の上演


スリランカ創作狂言の「ワハ(附子)」


ケラニア大学より感謝の盾が当財団へ授与された