こうして信心の世界へ行くことができました。それからはゆっくり北潟湖岸の美しい景色を眺めながら、信心の喜びの中を歩んで下さい。
ぐるりと庭を一回りして反対側に出ると、そこに瀧があります。この「名号の瀧」は、六段になっていて、「南無阿弥陀佛」という阿弥陀如来の六字の御名(名号)をあらわしています。この瀧の絶え間ない響きは、まさに、南無阿弥陀佛という阿弥陀如来の呼び声として響いているのです。滝の前で「南無阿弥陀佛」と唱えてみてください。この名号の瀧に来て、「五重の義」を全て経ることができ、皆さんは信心を喜ぶ人となることができたのです。