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嘉枝堂【かえどう】(本堂)

嘉枝堂

 嘉枝堂は、平成十一年に完成した6階(2階・1階・地下1階・地下2階・地下3階・地下4階)建ての御堂で、日本文化の原点であり、且つ、頂点である「京都文化」の粋と、最新の技術を結集したわが国を代表する寺院建築です。

 嘉枝堂1階本堂内陣【ないじん】は、総本金箔張りで、本堂正面(中尊前)には御本尊阿弥陀如来像が御安置され、向かって右(祖師前)には浄土真宗御開山親鸞聖人【しんらんしょうにん】御真影、向かって左(御代前)には浄土真宗中興の祖蓮如上人【れんにょしょうにん】御影像が御安置されております。また、右手の余間に本願寺御歴代上人の御影像、左手の余間に聖徳太子、七高僧の御影が掛けられております。

 皆様がお参りにこられる際に礼拝する参詣席は、足を気にすることなく、心静かにお参りしていただくよう利便性を考慮した椅子席で、計566席が設置されております。嘉枝堂本堂は、礼拝はもちろん、講演やコンサート、舞台劇などが行える多目的ホールとして音響、照明など最新鋭の設備を備えた佛教文化の殿堂でもあります。

納骨室

 嘉枝堂地下1階、地下2階には、約1万基の納骨御佛壇が御安置されており、身体の不自由な方やお年寄りの方でもお参り頂けるよう、車椅子で各階に移動出来るエレベーターが備えられております。
 冷暖房も完備され、暑さや寒さ、雨を気にすることなく、ご先祖を偲び、心静かにお参りして頂けます。

朱雀縁【すざくえん】

 嘉枝堂1階には、東本願寺東山浄苑を護持する団体「東山浄苑東本願寺護持会」の主催する「佛恩報謝団」の更衣、並びに休憩専用のロビーラウンジ「朱雀縁」が開設されております。
 納骨御佛壇を通じて育まれた佛縁で結ばれて佛恩に報謝し、奉仕活動に参加下さる方々の憩いの場として開かれております。

佛舎利殿【ぶっしゃりでん】

 嘉枝堂地下3階には、釋尊の御遺骨「佛舎利」を御安置する「佛舎利殿」があります。年中行事、並びに特別行事の時のみ拝観頂けます。
 この佛舎利は、平成11年4月、本願寺御門主大谷光輪台下が、本願寺御法主大谷暢順台下の名代としてスリランカ最大寺院佛歯寺を訪問された折に拝受されたものです。
 「佛舎利殿」正面には、国際文化交流展示室が併設されており、佛舎利殿同様、年中行事並びに特別行事の時のみご覧頂けます。

青龍の間【せいりゅうのま】

 嘉枝堂地下3階には、佛教と東山浄苑東本願寺を護持する団体「東山浄苑東本願寺護持会【ごじかい】」の会員専用のロビーラウンジ「青龍の間」があります。お茶やコーヒー、紅茶などをご用意しております。会員のみならず会員のご家族もご利用頂くことが出来ます。

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