前ページへ戻る

イベントレポート

第36回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成26年5月17日(土)14:00~
会場:鳳凰閣




大谷光輪当財団参議の御法話と、福井出身のお笑い芸人コンビ「クレヨン」の公演を開催し、約40名が参加しました。
まず、光輪参議が阿弥陀如来の慈悲と願いを親の子に対する無償の愛に例えて説法。続いて、「クレヨン」がバルンアートを取り入れた軽妙なコントと、コンビ結成の逸話から人のはからいを越えた「縁」への感謝について語りました。

第35回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成26年4月19(土)14:00~
会場:鳳凰閣
テーマ:絵伝に見る蓮如上人-絵解き法話-



当財団所蔵「蓮如上人絵伝」の修復を記念し、春季特別展の展示品解説と「絵解き」が行われました。
「絵解き」とは、仏画や高僧の一代記を絵巻、絵伝にして、その意を解説する視覚的な説教。公開中の絵伝は、日本一の僧伽を築いた蓮如上人の吉崎布教が数多く描かれています。
参集した約50人の市民は、僧侶による絵伝の解説に熱心に聞き入り、吉崎に伝わる伝承と、絵解きの文化を同時に見直す勝縁となりました。""




第1回 「和讃講座」

日時:平成26年4月19日(土)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊 御堂番役
テーマ:浄土和讃「光明てらしてたへざれば」三首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人の浄土和讃二首について、言葉の意味や例え話を交えた現代意訳で教えていただきました。

(浄土和讃 超日月光)
 光明月日に勝過して
 超日月光となづけたり
 釈迦嘆じてなをつきず
 無等等を帰命せよ

阿弥陀如来の光明は日や月の光よりも勝れているので、超日月光(月日を超える光の仏)と名付けます。そのすぐれたありさまを釈尊がほめ讃えられたけれども、尽きることがありません。他に等しいものがない程に勝れた仏様に、阿弥陀仏に帰依いたしましょうと説かれた和讃です。

第33回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成26年1月19日(日)14:00~
参加料:500円/会員無料
会場:あわら温泉 白和荘
テーマ:初春を寿ぐ-点茶体験と筝演奏を楽しむ-

大谷祥子会長による「春の海」などの箏演奏、大谷光輪師のご法話の後、点茶体験を行いました。

白和荘女将様の流麗なお点前を拝見した後、ご指南いただき、参加者自ら薄茶を点て、ご自服しました。茶筅は手早く振るのがコツと教わり、回数を重ねるうちに、ふわりとした泡がたつようになりました。

お茶をいただくのは何よりも感謝の心が大切と学び、春を感じる善き縁となりました。

第5回 「真宗講座」

日時:平成26年1月19日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:あわら温泉 白和荘
講師:大谷実成師
テーマ:真宗に出逢う2「歎異抄から
     考える親鸞聖人」

今回は、歎異抄について解説いただきました。歎異抄とは「親鸞聖人のお説きくださった教えが異なって伝わっていることを歎いて書いた書物(抄)」で、親鸞聖人の弟子唯円が著したとされています。蓮如上人に「宿善無き者に見せてはいけない」と言わしめたこの書物は、逆説的な表現が多く、誤解を受けやすい聖典です。

講義の中では、悪人正機(善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや)を取り上げ、浄土真宗の教義における「善」と「悪」についてお話しされました。

最後に「人間というのは皆、煩悩にまみれており悪人である。悪人であることに気づき念佛申し上げましょう」と締めくくられました。

第32回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年12月22日(日)14:00~
参加料:500円/会員無料
会場:鳳凰閣
テーマ:歌と箏を楽しむ

第1部は、大谷祥子会長の箏伴奏に合わせ、ソプラノ歌手稲垣絢子さんに古き良き日本の唱歌等、9曲を披露していただきました。伴奏なしのアカペラ曲では、澄んだ声が会場に響き渡り、清浄な空気に包まれました。最後は来場者全員で「ふるさと」を歌いました。
第2部は、大谷光輪師に御法話いただいた後、茶話会で歩む会の1年を振り返り、散会となりました。

慌ただしい年の瀬に心温まるひとときを過ごしました。

第5回 「和讃講座」

日時:平成25年12月22日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊 御堂番役
テーマ:浄土和讃「慈光はるかにかふらしめ」二首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人の浄土和讃二首について、言葉の意味や例え話を交えた現代意訳で教えていただきました。

(浄土和讃 讃弥陀偈讃)
 慈光はるかにかふらしめ
 ひかりいのいたるところには
 法喜をうとぞのべたまふ
 大安慰を帰命せよ

阿弥陀如来の大慈悲の光が、はるか私のところに届き、その光に照らされることによって、法の喜びをいただくことを教えられるのであると説かれた和讃です。

現代生き方講座in金沢 「日本人と幸福」

日時:平成25年12月4日(水)19:00~
参加料:前売2,500円 当日3,000円 会員2,000円
会場:石川県立音楽堂 交流ホール
講師:国文学者 中西進氏
演奏:筝 大谷祥子本願寺裏方
    ギター 高井 博章氏
    ピアノ 多久 雅三氏

第一部は、中西進氏に「日本人と幸福」をテーマにご講演いただきました。
「幸せ」とは、「仕、合わせる」こと。幸せは、一人ではなく、互いに何かを働きかけるという動作の中で生まれるものだとお話しいただきました。

第二部は、箏とギターとピアノによるコンサートで、和楽器と洋楽器の織り成すハーモニーに、来場者の手拍子も加わりました。鳴り止まない拍手に応え、アンコールを含む全6曲を楽しみました。

第31回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年11月16日(土)15:00~
参加料:1,000円(前売・会員/一般)
会場:鳳凰閣
テーマ:報恩講奉納「報恩の響き」

報恩講厳修の後、舞踊と和太鼓演奏が奉納されました。

「トモコダンスアートカンパニー」による念仏踊りや法楽踊りが披露されました。踊りからストーリーが伝わり、心に響くメッセージがあり、華麗で力強い舞に魅了されました。
和太鼓・三味線・笛ユニット「閃雷」による演奏は、大太鼓が大地を揺らす勇壮な響きに会場全体が熱気に包まれました。
また、あわら市民有志による伝統舞踊の蓮如踊り(シャシャムシャ踊り)も披露されました。
最後に、大谷祥子本願寺御裏方作曲の「蓮如音頭」を、来場者全員で踊りました。

第4回 「真宗講座」

日時:平成25年11月3日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:蓮如館シアタールーム
講師:霊光院大谷実成本願寺御連枝殿 
    山本篤前吉崎公民館館長
テーマ:「御命日の御文」

今回は、「御命日の御文(三帖目第九通)」を題材に、御文の内容と報恩講について、対談形式でご解説いただきました。

本山の報恩講でのみ行われる坂東曲(【ばんどうきょく】親鸞聖人が関東教化の折り、暴風の船中で念仏されたという故事に由来し、体を前後左右に揺らし称える)や、承元の法難についてお話しされました。

最後に、報恩とは、恩に報いるということ。その恩とは親鸞聖人が浄土真宗をお説きくださった恩であり、報いることとは阿弥陀様を信じることで、信心獲得が肝要ですと締めくくられました。

第30回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年10月6日(日)14:00~
参加料:500円/会員無料
会場:鳳凰閣
テーマ:写経体験「恩徳讃」

大谷光輪本願寺御門主台下に「恩徳讃」についてご法話をいただきました。恩徳讃は、我々は数多くの御恩をいただいて生かされている。いただいた御恩に対し、身を粉にしても、骨を砕いても感謝しようとする姿勢を親鸞聖人が御教えくださった和讃である。ありがたいと感謝する気持ち、これが念仏の第一歩であるとお話しいただきました。

ご法話後、心静かに一文字ずつ丁寧に書写しました。書写した写経用紙を手に、参加者全員で恩徳讃を声高らかに斉唱しました。

書写した写経用紙は、平成26年8月に東本願寺東山浄苑で行われる盂蘭盆会でお焚き上げするため、ご納経いただきました。
御恩に感謝する気持ちを再認識し、自分と向き合う良い機縁となりました。

第4回 「和讃講座」

日時:平成25年10月6日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊 御堂番役
テーマ:浄土和讃「佛光照曜最大一」二首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人の浄土和讃二首について、言葉の意味や例え話を交えた現代意訳で教えていただきました。

(浄土和讃 讃弥陀偈讃)
 仏光照曜最大一
 光炎王仏となづけたり
 三塗の黒闇ひらくなり
 大応供を帰命せよ

阿弥陀仏の光明は、仏の光明のなかで最大であるため、光炎王仏と言われています。その光は、三悪道(地獄・餓鬼・畜生)の闇を破り、三悪道に堕ちた人々を救う働きがあります。
ゆえに私達はこの光明を持たれた阿弥陀仏に帰命するばかりであると説かれた和讃です。

第29回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年9月7日(土)14:00~
参加料:500円/会員無料
会場:鳳凰閣
テーマ:名物ガイドと歩く吉崎街道②

吉崎公民館前館長山本様に、鳳凰閣から北潟湖・鹿島の森の絶景を眺めながら蓮如上人についてお話いただきました。

蓮如上人は、御文を数多く書かれていますが、中でも吉崎で書かれたものが多いそうです。蓮如上人が吉崎に来たのちに、娘の見玉尼がお浄土へ帰り、如勝禅尼との婚姻、寺内町の発展など、一大転機となる事が多数あったことより、吉崎で書かれたものが多いと推察されます。

また、数ある御文の中で、人について書かれたのは2通のみで、前述の見玉尼と如勝禅尼に関するものだそうです。いかに、この2人を想っていたかが伺えます。また、御文の多くが吉崎で書かれたのは、吉崎が安心できる土地であったからとも考えられます。

お話後は、蓮如上人も食べたとされる山中温泉の草だんごを食べながら、ご来場者同士語らい、愉楽なひとときを過ごしました。

第3回 「真宗講座」

日時:平成25年9月7日(土)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:蓮如館シアタールーム
講師:霊光院大谷実成本願寺御連枝殿 
テーマ:真宗に出逢う①「信じる心、真実の心」

今回はお彼岸やお盆について、歴史、由来や心構えをご解説いただきました。
彼岸は、到彼岸の略で、迷いの世界である此岸(しがん)から、浄土である彼岸へ渡ろうという意味で、806年から日本独自の仏事として行われました。 我々を彼岸に導いてください。と阿弥陀様におすがりし、お墓やお仏壇を掃除して仏に出会う機縁であると学びました。

お盆の正式名称は盂蘭盆(うらぼん)で仏説盂蘭盆経に基づいています。盂蘭盆経には、餓鬼道に堕ちた目連の母を救った日が7月15日(旧暦)であると記され、これが現代のお盆に繋がっています。

いずれの仏事も、仏や先祖の恩に感謝する心の大切さを学びました。

第3回 「和讃講座」

日時:平成25年8月25日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊 御堂番役
テーマ:浄土和讃「解脱の光輪きはもなし」二首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人の浄土和讃二首について、言葉の意味や例え話を交えた現代意訳で教えていただきました。

(浄土和讃 讃弥陀偈讃 「如来の荘厳・無辺光」)
 解脱の光輪きはもなし
 光触かふるものはみな
 有無をはなるとのべたまふ
 平等覚に帰命せよ

阿弥陀仏のさとりの光明は、際限なくあらゆる世界を照らしており、その光に照らされるものは、必ず有の邪見・無の邪見を離れることができるのです。 
ゆえに私達はこの平等無差別の真理をさとられた阿弥陀仏に帰命するばかりであると説かれた和讃です。

第28回 「蓮如の道を歩む会」吉崎建立記念日

日時:平成25年7月27日(土)15:00~
参加料:1,000円(会員/一般)
会場:鳳凰閣
テーマ:吉崎建立記念日「蓮如の里 吉崎建立ものがたり」

第一部は、吉崎建立記念法要がお勤まりになりました。法要後は、大谷暢順御法主台下に7月27日を記念日とする所以についてお話し頂きました。続いてあわら市長 橋本達也様、加賀市長 寺前秀一様よりご挨拶を頂きました。
第二部では、大谷祥子本願寺御裏方の琴、豊剛秋さんの笙、白須今さんのヴァイオリン演奏に乗せて、女優 名取裕子さんに蓮如上人のご生涯を、吉崎での活動を中心に「御文」を交えながら朗読していただきました。臨場感あふれる朗読にうっとり聞き入りました。
会場には300名超のお客様にご来場いただきました。北潟湖方面から射す清らかな光の中、吉崎建立を祝いました。

第28回 「蓮如の道を歩む会」吉崎建立記念日

第三部では、あわら市吉崎と加賀市塩屋に伝わる「シャシャムシャ踊り(蓮如踊り)」を披露していたき、2つの踊りの風土的な違いを楽しみました。
また、吉崎では35年ほど前からほとんど踊られなくなっていましたが、吉崎建立記念日に復活いたしました。笹をかき分ける手ぶりなど、往時の姿が目に浮かぶ踊りでした。

第2回 「真宗講座」

日時:平成25年7月13日(土)14:00~
参加料:無料(会員/一般)
会場:鳳凰閣
講師:仏教学者 頼富本宏氏
テーマ:のぞいてみよう浄土真宗と密教

第一部は、仏教学者の頼富本宏先生をお招きして、「曼荼羅の思想と魅力」についてご講演頂きました。
「曼荼」とはものごとの中心の事、「羅」とは、~を持ったものを意味し、両方合わせて本質を得たものとなる。
それは、佛さまの集まった聖域空間であり、様々な働きを持った佛の集会図と言えます。
曼荼羅の世界は、中心の佛、周りの佛がおり、調和がとれている。人々も集まって生かされているという事をお話し頂きました。

第二部では、「蓮如上人の魅力」について、霊光院大谷実成本願寺御連枝殿と頼富本宏先生による対談が行われました。
蓮如上人は、布教組織の確立、御文等の布教メディアの開発など、新しいことに積極的に取り組みました。これらの原動力には信心、救いたいという強い気持ちがあったためでありました。
また、たとえ正義であったとしても、主張し固執することは止めなさい。人によって正義は異なる。人間のものさしのではなく、阿弥陀佛のものさしではかることが肝要であると学びました。

第2回 「和讃講座」

日時:平成25年6月23日(日)13:00~
参加料:500円/会員無料
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊 御堂番役
テーマ:浄土和讃「弥陀成仏このかたは」二首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人の浄土和讃二首について、言葉の意味や例え話を交えた現代意訳で教えていただきました。

(浄土和讃 讃弥陀偈讃 「仏の成道」)
 弥陀成仏このかたは
 いまに十劫をへたまへり
 法身の光輪きはもなく
 世の盲冥をてらすなり

阿弥陀仏の光明は極りなく我々を照らしまもってくださることを讃えた和讃です。

第27回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年6月17日(日)14:00~
参加料:前売500円/当日800円/会員無料
会場:鳳凰閣
テーマ:劇団ババーズ公演「三途の川の爺さん」

霊光院大谷実成本願寺御連枝殿による三途の川のご解説の後、劇団ババーズによる公演「三途の川の爺さん」を観賞しました。
地元福井弁を交え、コミカルな演技や90歳の看板女優の大奮闘に、終始笑いが絶えない喜劇でした。
来場者150名がババーズから笑いと元気をもらいました。

第26回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年5月19日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:七不思議堂
テーマ:源氏物語にみる佛教、声明体験

霊楽院大谷祥子本願寺御裏方による「源氏物語」のあらすじと共に「若菜」や「蛍」他2曲を三味線とお琴による清浄楽が演奏されました。
物語には無常という仏教思想が根底にあることを説かれました。
声明体験では、経本の記号について学んだ後、正信偈の一節を参加者で声高らかに唄い清々しい気持ちでお勤めしました。

第1回「真宗講座」

日時:平成25年5月19日(日)13:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:蓮如館シアタールーム
講師:霊光院大谷実成本願寺御連枝殿 
   吉崎公民館館長 山本篤氏
テーマ:白骨の御文

今回は、蓮如上人の五帖御文五帖第十六通「白骨の章」を題材に、本章を書かれた背景、文章の書き方なども交え、御文の意図することを対談形式にてご解説いただきました。
人生ははかないものであるが、阿弥陀様に頼り、お念佛で「ありがとう」という表現をすることが大切であると学びました。
文体については、対比(万と百、今日と明日など)があることや、和歌のような節があることも、多くの方に読み継がれてきた理由と学びました。

第25回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年4月21日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:吉崎山
講師:吉崎公民館館長 山本篤氏
テーマ:名物ガイドと歩く吉崎街道

山本篤氏のガイドで吉崎御坊跡を訪れました。
まず、福井県と石川県の県境を歩き、地形の特徴を観察しながら御山へ登りました。登り道脇には蓮如上人も掻き分けたであろう笹が生い茂っており、当時の面影が今も残されていました。
御山の山頂では蓮如上人像、本堂跡やお腰掛の石等の史跡を歴史とともにご解説いただきました。
桜も咲き乱れ、鹿島の森や北潟湖の絶景を眺めながらお茶と味噌田楽いただき、心温まるお花見を楽しみました。

第1回「和讃講座」

日時:平成25年4月21日(日)13:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:本願寺眞無量院吉崎御坊
講師:本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶 
テーマ:浄土和讃「弥陀の名号となへつつ」二首

「和讃」とは、真宗の御教えを和文でもってわかりやすく讃嘆した偈文(げもん(歌))です。
親鸞聖人撰述の「浄土和讃」二首について、その和讃が意図すること、現代での例え話を交えて教えていただきました。
 
 弥陀の名号となへつつ
 信心まことにうるひとは
 憶念の心つねにして
 仏恩報ずるおもひあり
 (浄土和讃 冠頭讃 一首目)

本講座は、偶数月に開催しております。詳しくはスケジュールを御覧ください。

第24回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年3月16日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:鳳凰閣
テーマ:お仏壇の解説と仏具の御磨き

霊楽院大谷祥子本願寺御裏方によるご挨拶及び清浄楽演奏の後、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶を招きお仏壇と仏具の配置や役割について、解説図を用いて詳しく教えていただきました。
本山より届けられた仏具を手に取り、専用の磨き粉で丁寧に御磨きすると、くすみが取れ、眩い輝きを放ちました。参加者からは、光り輝く仏具によって、自身の心も清々しくなったとの声が寄せられました。

第6回「佛教入門講座」

日時:平成25年3月16日(日)13:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:蓮如館シアタールーム
講師:霊光院大谷実成本願寺御連枝殿 
    吉崎公民館館長 山本篤氏
テーマ:吉崎建立の御文

今回は、蓮如上人の御文一帖第八通「吉崎建立の章」を題材に、対談形式にて時代背景を踏まえ対談形式でご解説いただきました。
信心を得るのは、世間的な名誉や利益の追求ではないという教えを学び、7月27日が吉崎御坊を建立した歴史的な一日であることも知得しました。
また、平成24年度の仏教入門講座修了式も行われ、全6回中4回以上受講された方に対し、修了証および花びらが授与されました。

第23回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成25年1月13日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:あわら温泉 白和荘
茶の湯講座講師:白和荘女将 立尾清美様
テーマ:【初春を寿ぐ】

霊楽院大谷祥子本願寺御裏方による新春のご挨拶及び清浄楽演奏の後、裏千家教授でもある白和荘女将 立尾様に茶の湯のお点前を指南していただき、基本的作法を学ぶと共に初春を祝いました。
しゅんしゅんと湧き立つ湯の音や御裏方による茶音頭の音色に耳を傾け心やすらぐ一時を過ごしました。

第5回「佛教入門講座」

日時:平成25年1月13日(日)13:00~
参加費:500円(会員無料)
会場:あわら温泉 白和荘
講師:霊光院大谷実成本願寺御連枝殿  
テーマ:親鸞聖人の教え

今回は、新年に当たり初詣の由来や歴史、お参りの
心構え、初期の日本仏教の変移、念仏は信じるもの
であるという親鸞聖人の教えを学びました。
お参りの心構えとして、神社では一年の無事や平安を祈りお願いをし、お寺では仏様へのご挨拶やお礼をするという違いがあり、それぞれにお参りしてもよいとご教授いただきました。
親鸞聖人以来伝わる浄土真宗の教えを、例えや現代意訳を交えた形で解説いただきました。

第22回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年12月9日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【信心の生活について】
声明体験:正信偈
最初に、霊楽院大谷祥子本願寺御裏方による蓮如入門講座で、「信仰のあり方を鮮明に打ち出す」ことをテーマに、「人は、自らの冒した罪にこだわって生きるより、人々から受けた恩を喜び、また人々に恩を施す喜びに生きる事の方が、遥かに幸福なのだ」とお話しいただきました。続いて、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、「信心の生活について」法話をされました。
恒例の声明体験の後に、写経体験を行いました。霊光院大谷実成本願寺御連枝殿に写経の心得、作法、名号の解説をしていただいた後、墨の香りと冬の澄み切った空気の中、皆様心静かに筆を動かしていました。
写経された名号は、京都の東本願寺東山浄苑の盂蘭盆会にてお焚き上げされます。写経は、今回の歩む会以外でも、本願寺眞無量院吉崎御坊にて行っており、名号以外に和讃を写経するコースもあります。お申し込みは蓮如上人記念館にて受付しております。(団体については事前申し込みが必要です。)お気軽にお問い合わせ下さい。

第21回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年11月17日(土)13:00~
本願寺眞無量院吉崎御坊「報恩講」参詣
浄土真宗最大の佛事である「報恩講」。宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲び、報恩感謝の心をあらわす大切な法要です。
今回は、「蓮如の道を歩む会」会員有志の皆様で、朝早くから御堂の清掃を行い、お餅をつき、厨房のお手伝い等を行いました。その後、午後より法要がお勤まりになり、参加者は1年間声明体験で学んだ成果を発揮し、共に大きな声で声明をあげました。
法要後、精進落としとして、午前中に杵と臼でついたお餅をぜんざいに入れ、皆様と一緒にいただきました。報恩講参詣と共に食を通し感恩の気持ちを新たにする、良い機縁となりました。
毎年11月は是非とも報恩講にご参詣下さい。

九谷焼陶芸家三人展

日時:平成24年11月10日(土)~25日(日)
日頃より御縁をいただいている四代徳田八十吉氏監修の下、浅蔵一華氏、田村星都氏との共同展示「九谷焼陶芸家三人展~華ひらく九谷焼の世界~」を開催し、九谷焼の作品・技術を広く紹介致しました。
開催にあたり、初日10日(土)15:00よりオープニングセレモニーを行いました。セレモニーには沢山の方々にご来場頂きました。
今回、特別展示として、人間国宝三代徳田八十吉氏の作品で、四代より寄贈された燭台を、大谷暢順御法主台下御染筆の十字名号と共に荘厳、展示致しました。浄土真宗の十字名号と、初代より徳田家に伝わっている色調合の暗号にまつわる不思議な佛縁について紹介致しました。

第4回「佛教入門講座」

日時:平成24年11月10日(土)14:00~
参加費:500円
会場:蓮如館シアタールーム
講師:本願寺御連枝霊光院大谷実成殿  
    吉崎公民館館長 山本篤氏
今回は、「蓮如上人と吉崎」~御文から学ぶ蓮如さんの心~と題し、地元吉崎の公民館館長 山本氏を迎え、対談形式にて講座を開催致しました。
地元吉崎に生まれ育ち、吉崎地区の区長や、体育指導員、その他様々な活動をされてきた山本館長は、御山(吉崎御坊)の名物ガイドとしても有名であり、また、記念館の活動にも平素よりご協力を頂いております。今回の対談でも、蓮如さんの魅力について、皆様と共に大いに語り学び合いました。

御香調合体験

日時:平成24年11月4日(日)14:00~
参加費:1500円(材料費込)
記念館の好評体験企画、「御香調合体験」を、京都の老舗・山田松香木店のご協力の下、開催致しました。
8種の御香で基本形を調合した後、それぞれオリジナルブレンドを施し、香りを楽しみました。また、今回は、文香(ふみこう:レターフレグランス)も一緒に作り、一筆箋に大切な人への思いと香りをしたためました。
香を焚くことは、清らかな光明の世界(御浄土)を思い浮かべる御縁となります。今後も、作法を含めた体験講座を企画して参りますので、どうぞご期待ください。

第20回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年10月27日(土)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【佛教に学ぶこと】
声明体験:正信偈
会場:七不思議堂(登録有形文化財)
秋風香る七不思議堂にて、霊楽院大谷祥子本願寺御裏方が「涅槃寂静」についてお話をされ、続く清浄楽では、本山御遠忌清浄楽コンサートの曲目でもある「正信偈」が演奏されました。心洗われる音色に参加者は時を忘れ、聞き入っていました。
また、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、「佛教に学ぶこと」をテーマに、生命共通の課題・四苦やアヌルダ尊者について法話をされました。
今回は、次月の報恩講を控え、歩む会会員有志の皆様で結束を固める食事会等も開かれ、終始和やかな雰囲気の中、皆様佛縁を深めました。

オンパク お香作り体験

日時:平成24年9月16日(日)14:00~
参加費:1500円(材料費込)
《地域を愛する心が生んだ、まちおこしプログラム!
あわら・三国 温泉泊覧会 うららん2012秋》、昨日に引き続き、お香作り体験が開催されました。京都の老舗の御協力を頂き、お香作りを皆さんと一緒に体験しました。
最初に、お香と佛教についての説明を受け、その後、約8種の基本となる香りをブレンドし、徐々に、自分だけのオリジナルの香りを調合していきました。最後に、和柄ちりめんで匂い袋を作りました。
出来上がった後は、皆さんでお焼香の作法を学び、それぞれ自作のお香でお焼香をしました。厳かで貴重な、且つ、お香の香りで気持ちの晴れる体験でした。

オンパク お念珠作り体験

日時:平成24年9月15日(土)13:00~
参加費:1000円(材料費込)
《地域を愛する心が生んだ、まちおこしプログラム!
あわら・三国 温泉泊覧会 うららん2012秋》 が始まり、記念館にて、オンパク オープニングセレモニーと共に、お念珠作り体験が開催されました。
あわら市長や地元温泉旅館の女将達が沢山列席された、オープニングセレモニーはとても華やかで盛況であり、そのままの盛り上がりの中、お念珠作りがスタートし、中には、お1人で2~3連ものお念珠を作られる方もいらっしゃいました。
大変な人気の体験でしたので、また、近いうちに開催したいと考えております。

第19回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年9月9日(日)15:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【お彼岸に学ぶ】
声明体験:正信偈
ハープのような美しい音色を奏でる琴演奏の清浄楽から始まり、その後、霊楽院大谷祥子本願寺御裏方による、蓮如入門講座では、「南無阿弥陀佛の意味を知る」ということについてお話頂きました。
続いて、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、「お彼岸」について法話をされました。
和やかな雰囲気のまま、声明体験や茶話会へと進み、参加者は佛縁や精神文化について語り合っていました。

「お念珠作り体験」

日時:平成24年9月2日(日)14:00~
参加費:1000円(材料費込)
定員:30名程度《要予約》
当館の好評イベントであるお念珠作り体験が、今年も開催されました。今年は、男性用珠に黒檀や金剛菩提樹、女性用珠にトルコ石や紅水晶などといった綺麗な色味の珠をご用意し、手作りでありながらも、仕上がりは本格的なものとなりました。
作成は少し難しいようにも感じますが、スタッフと共に作り上げ、出来上がると、もっと作りたいと思うような体験に、参加者の皆さんは惹き込まれていました。
ご自分の世界に一つだけのお念珠が出来上がった後、それぞれのお念珠を手に、皆さんで一緒にお参りを致しました。

第18回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年8月11日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【平生業成】
今回の清浄楽は、大谷祥子館長の教え子も参加し、皆さんがよくご存じの童謡などが献楽されました。
その後、霊楽院大谷祥子本願寺裏方による、蓮如入門講座が今回から始まり、「諸法無我」についてお話頂きました。
続いて、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿が、「平生業成」について法話をされ、浄土真宗の教義を凝縮したこの言葉について、やさしく説いて頂きました。

「陶芸絵付体験」

日時:平成24年8月5日(日)13:30~
参加費:平皿(小)300円/平皿(大)500円
     /マグカップ500円(材料費込)
講師:田村星都氏
夏休み恒例のイベントであり、今回で3回目となる
「陶芸絵付体験」、今年も昨年同様、田村星都氏に講師をして頂きました。九谷毛筆細字(伝統技法)、陶窯田村4代目星都氏の、明るく柔らかな御指導の中、参加者の皆さんは、思い思いの絵やメッセージなどを器に描いていました。
手軽に、尚且つ本格的な当館での陶芸絵付体験、ご自分で作り使うことを楽しんでいる方や、また、贈り物用として、大切に絵付けをしている方もいました。

「蓮如イスム文化講演会」~第17回「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年7月29日(日)13:00~
吉崎御坊蓮如上人記念館七不思議堂国有形文化財登録記念としまして、昨年に引き続き、本願寺文化興隆財団とあわら市の共同開催、「蓮如イスム文化講演会」「越前加賀宗教文化街道~祈りの道~推進協議会 記念シンポジウム」が開かれました。
東京大学名誉教授の芳賀徹氏が、「日本文化興隆に向かって-藝術の国日本」と題して講演して頂き、続いて、「越前加賀地域に息づく宗教文化」と題してシンポジウムが行われました。祈りの道推進協議会を構成する市長の代表者たちにより、地域の宝や誇り、将来ビジョンについてなど、大いに語り合って頂きました。

講演会主催:   財団法人本願寺維持財団、
            福井県あわら市
シンポジウム主催:越前加賀宗教文化街道
            ~祈りの道~推進協議会

第16回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年6月10日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【信心獲得】
今回は趣向を変え、地元県内のお年寄りで構成される劇団「ババーズ」による爆笑喜劇の公演を行いました。演目は『仏になった大泥棒』、吉崎御坊の蓮如さんも登場?するなど、約150名が訪れた会場は、終始笑いに包まれながらの大賑わいでした。
平均年齢77歳による、福井弁を交えての素朴で生き生きとしたコミカルな演技は、高齢者の生き甲斐作りの良きお手本としても注目されています。当日は、地域のお年寄りから小さなお子さんまで、沢山の方々が大きな声で笑い、素敵な笑顔が会場中に溢れていました。

第15回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年5月6日(日)15:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【いろは歌】
声明体験:正信偈
平成24年4月、蓮如上人記念館内の施設の1つである七不思議堂が、国の登録有形文化財(建造物)に認定されました。七不思議堂は、富山地方にあり近代になって出現するアズマダチと称される、大型民家の初期の遺構に属し、その規模は最大級と評価されるものであります。
今回は、その七不思議堂で、春の風と新緑を感じながら、多くの参加者と共に、蓮如上人が育んだ佛教文化に想いを馳せました。

第1回 「佛教入門講座」

日時:平成24年5月6日(日)14:00~
参加費:500円
会場:蓮如館シアタールーム
講師:本願寺御連枝霊光院大谷実成殿
昨年の初級佛教講座が、3月に修了式を迎え、
今年度より新しく佛教入門講座が始まりました。
第1回の今回は、『お釈迦様と佛教』というテーマで、お釈迦様の生涯と説かれた法についての解説を丁寧にして頂きました。
昨年からの参加者も、今年度よりの新たな参加者も、新鮮な気持ちでお釈迦様の足跡について勉強されていました。

第14回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年4月7日(土)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【蓮如上人の生き方】
声明体験:正信偈
今回は、野村万作、萬斎両氏出演狂言「鶯(うぐいす)」のDVDを鑑賞しました。「鶯」は蓮如上人が愛でられ、本願寺で度々上演された狂言で、平成19年に東本願寺東山浄苑が約500年ぶりに再演したものです。続いて、大谷祥子館長の三味線演奏がありました。
法話では、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、「蓮如上人は、一人でも多くの人が南無阿弥陀仏のみ教えに出逢えるようにと、数多くの御名号をお書きになり、聴聞に来るものがあればいつでも法をお説きになり、御名号を頂きたいというものがあれば御染筆され下附された」という話をしました。後に蓮如上人は「私ほど名号を書いたものはいない」と仰せになるほどでした。皆が救われるようにという、その確固たる信念が、この吉崎の地を始め、日本全国に真宗を深く根付かせたのです。
声明体験は、今回から正信偈(しょうしんげ)に変わり、参加者は新たな気持ちで唱えました。

第13回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年3月10日(土) 15:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【蓮如上人の念佛】
声明体験:阿弥陀経
本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、「南無阿弥陀仏」に込められた意味について話しました。
「阿弥陀仏」は、浄土真宗ご本尊の阿弥陀如来様のことで、「南無」という二字には仏様に帰依(きえ)する、阿弥陀様を心から信じそのお力に全てをお任せするという意味があります。阿弥陀様は迷い、苦しんでいる私たちを「見捨ててはおけない、救わずにはいられない、私の名を呼び御浄土へと救いとらせてくれよ」という願いである「本願」を持って見守っていてくださいます。心を一つにして、阿弥陀様を唯一の拠りどころとしていこうとするならば、必ず救って下さいます。どんな時でも生きている限りは御仏の御名を唱えて、いのちの尊さを思い続けていきたいものです。
 声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導と、大谷祥子館長の琴伴奏に合わせ、参加者全員で佛説阿弥陀経を唱えました。

第12回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成24年1月14日(土)15:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【蓮如上人の回心】
声明体験:阿弥陀経
今回は、福井の民話「まま子のイチゴ取り」の朗読と、大谷祥子館長の琴演奏から始まりました。
続いて、本願寺眞無量院吉崎御坊僧侶が、蓮如上人の不遇な少年時代と、数多くのお聖教(しょうきょう)を書き写し繰り返し読まれたという話から、必要なのは「困難」ではなく気付きによる回心(えしん)であり、仏さまの、有情(うじょう:感情や意識など心の動きを有するもの)を済度(さいど:迷い苦しんでいる人を救い悟りの境地に導く)しようという本源的な願いに触れた時に、信心が得られると話しました。
 声明(しょうみょう)体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の指導と館長の琴伴奏に合わせ、参加者全員で佛説阿弥陀経を唱え、心が一つになる思いでした。

第11回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年12月11日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【蓮如上人の人物像】
声明体験:阿弥陀経
大谷祥子館長が、歩む会で得られるものは「『きづき』であり、それはすぐには得られるものではなく、ひとりひとり違うものである、皆さんそれぞれのきづきに出会って頂きたい」と話しました。
続いて、本願寺眞無量院僧侶は、法話の中で、「自分一人で生きているのではない、他の人からのはたらきかけ、それはすなわち阿弥陀如来のおかげである」と話しました。
今年最後となる茶話会では、あたたかい蓮如ぜんざいを召し上がりながら、蓮如上人の人物像について語り合い、参加者の皆さんは和やかな時間を過ごされました。

第10回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年11月19日(土)14:00~
「御正忌報恩講」合同開催
本願寺眞無量院吉崎御坊に於いて、霊眞院大谷飛鳥御連枝殿、霊光院大谷実成御連枝殿御直修の元、浄土真宗最大の佛事である報恩講が厳修されました。吉崎三大奇端の一つである「焼け残り名号」が御開帳され、引き続き、第10回「蓮如の道を歩む会」として、霊光院殿ご指導の声明体験が行われ、参加者一同で「阿弥陀経」を唱えました。

第9回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年10月16日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【お浚えの御文】【報恩講の大切さ】
声明体験:阿弥陀経
今回は趣向を変えて、秋の香りの中、七不思議堂で開催致しました。
大谷祥子館長の挨拶では、11月の報恩講にちなみ、蓮如上人が「信心をお浚いし、聴聞を怠らないように」と多屋の女主人に宛てた「お浚えの御文」について語られ、また、本願寺眞無量院僧侶は報恩講の大切さを「私たちにむかってはたらきつづけてくださる阿弥陀如来の大慈悲心への報謝であり、御恩に報いる集い、すなわち信心獲得の機縁とするための集いである」と続けました。
清浄楽は館長の三味線の演奏が初めて披露され、繰り返し参加されている方々にとっても、新鮮な歩む会となりました。

報恩講11月19日に厳衆  「匂い袋作り体験」

日時:平成23年10月9日(日)14:00~
参加費:2000円(材料費込)
親鸞聖人750回御遠忌特別企画、第2弾として、
「匂い袋作り体験」が開催されました。
匂い袋は、見えない心配りとして昔からさり気ない香りの演出に一役買っており、また、匂い袋に使用する香原料は、焼香をする際に香炉へくべる沈香として使われ、香を焚く事で清らかな光明の世界(お浄土)を思い浮かべる御縁となり、佛教の儀式では欠く事の出来ないものです。
そこで、京都の香老舗である「山田松香木店」にご協力頂き、本願寺眞無量院僧侶落合邦充師の御指導のもと、オリジナルの匂い袋と沈香を作りました。
最初に香原料を混ぜ合わせて基本の香りを作り、その後、白檀や丁子など、それぞれ好みの御香を加え調合していきました。
中には個性的で強く感じるものもありますが、熟成させるとそれぞれの良さが引き立て合い、時間と共にとても優雅な香りとなります。参加者は出来上がった匂い袋を隣の方と比べながら「世界にひとつだけ」の香りを楽しんでいました。

浄土真宗最大の佛事・宗祖親鸞聖人の御祥月命日に営む「御正忌報恩講」が11月19日午後2時からお勤まりになりました。
体験で作ったお念珠や匂い袋を持参し、この御佛縁に是非多くの方に御参拝して頂きたいと願い、これらの特別企画をご用意させて頂きました。

第8回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年9月17日(土)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【真の仕合わせへの道】
声明体験:阿弥陀経
大谷祥子館長が、先日食道ガンから復帰なされた有名な男性歌手の闘病中のインタビューより、大病を患った後の彼の言葉選びの変化にふれながら「『無常』だから世を捨てるのではなく、『無常』なるがゆえに、現実を受け止め、積極的に前向きに生きることが大切である。」と語りました。
また、本願寺眞無量院僧侶落合邦充師も「病気になった時、ただ嘆き悲しむのではなく、その苦しみによってこそ、この世の儚さ、また老少不定の身に気づくことができ、後生を大事に思うことができるのである。そして、後生を大事に思うからこそ、より心の拠り所となる御教え(佛法)に出会うことができ、真の信仰心をもった悦びの生活を送り、今生を生きて行けるのである。」と続けました。
この日の館長の琴演奏は、お話にあがった歌手の曲目で、軽快な曲調の中にも『無常』を感じさせる歌詞に、参加された皆さんは「後生の一大事」をあらためてかみしめていました。

「御念珠作り体験」

日時:平成23年8月28日(日)14:00~
参加費:1000円(材料費込)
親鸞聖人750回御遠忌特別企画、第1弾として、
御念珠作り体験が開催されました。
定員30名を超える、沢山の方の参加があり、大変な盛会の中、皆様御念珠作りを楽しんでいらっしゃいました。
作り上げる苦労も多々ありましたが、最後は出来上がった達成感で満たされ、皆様のお顔は晴々とされていました。とても貴重な体験で、世界に1つだけのご自分の御念珠は皆様にとって特別なものとなることでしょう。

「田村星都 陶芸展」

日時:平成23年8月13日~20日(入場無料)
田村氏は、小松市在住の陶芸家であり、先日行われました吉崎御坊建立記念日イベント、絵付け体験では講師を務めて頂きました。
会場には、田村氏の作品の特徴でもある、毛筆の細字で和歌や華やかな色絵を施した湯飲みや香炉、急須のほか、色鮮やかな紅葉を描いた飾り皿などが並び、訪れた多くのお客様を魅了しました。
また、開催期間中は絵付け体験で染め付けした作品も一緒に展示され、参加されたお客様は、ご自分のお子さんやお孫さんが一生懸命作った作品を、目を細めてご覧になっていらっしゃいました。

 

「陶芸 親子絵付け体験」

日時:平成23年8月6日(土)13:30~15:00
参加費:お皿500円/お茶椀800円
田村星都講師による、陶芸親子絵付け体験が開催されました。
昨年に続いての好評企画で、沢山のご家族の方々が、夏休みの思い出作りを楽しみました。田村講師のご指導がとても分かりやすく、素敵なひとときでした。
焼き上がり後は、田村星都講師の陶芸展(13日~蓮如上人記念館にて開催)に一緒に展示致しました。力作揃いのお皿・お茶碗の仕上がりが待ち遠しい想いでした。

「蓮如イスム文化講演会」~第7回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年7月27日(水)18:00~
本願寺文化興隆財団とあわら市の共同開催「蓮如イスム文化講演会」が開かれました。
この講演は、大谷暢順本願寺御法主台下著『歴史に学ぶ蓮如の道 日本再生を求めて』をテキストに、宗教学者で国際日本文化センター名誉教授の山折哲雄氏に講師をつとめて頂き、蓮如上人の最も重要な教えの一つである「無常」について、分かりやすく語って頂きました。
あいにくの雨の中、あわら市長をはじめ、約200人の参加者は、みな真剣な面持ちでメモを取るなど、蓮如上人の教えやその功績に、耳を傾けておられました。

第6回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年6月19日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【私たちが目指す人間像】
声明体験:阿弥陀経
大谷祥子館長が琴を献楽し、声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導により、館長の琴伴奏に合わせ、参加者全員で佛説阿弥陀経を唱えました。
本願寺眞無量院僧侶落合邦充師が、ある楽曲を題材に挙げ、深い意味を込めた歌詞について法話をされ、茶話会では皆それぞれの想いを話し合い、賑わいを見せていました。

初夏に生けるいけばな教室 花手前

日時:平成23年5月28日(土)~30日(月)
講師:古流 柏葉会 荒木理芳 いけばな教室
初夏にふさわしい伝統の生華、伝統の中にも華やかさを見せる応用華、現代的で親しみやすい自由華等、沢山の美しいお花が生けられ、200名近くのお客様で賑わいました。
29日(日)の花手前では、大谷祥子館長による琴演奏とともに、ライブでの生花を披露して頂き、目にも耳にも美しい素晴らしい体験が出来たと大変好評でした。

第5回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年5月14日(土)15:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【諸行無常】
声明体験:阿弥陀経
歩む会のテキストとして、『蓮如の道』と、信仰に到る導入書『他力本願と私』を取り上げており、
今回はその中より、「諸行無常」「幸せへの道」を皆さんと一緒に考えました。
大谷祥子館長の挨拶の後、本願寺眞無量院僧侶落合邦充師の法話があり、琴演奏、声明体験へと進みました。献楽の美しい音色に感じ入り、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿による佛説阿弥陀経声明体験では、全員で心が一つになる思いでした。

第4回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年4月17日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
テーマ:【成長への道】
声明体験:阿弥陀経
大谷祥子館長が「つらい時代だからこそ、人々の心に届く蓮如上人の教えを広めたい」と挨拶、本願寺眞無量院僧侶落合邦充師が、法話で「成長への道」を紹介しました。
その後、館長がお琴を献楽し、参加者は音色に聞き入りました。続く声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導と、大谷館長のお琴の伴奏に合わせ、参加者全員で佛説阿弥陀経を唱えました。
最後は茶話会も開かれ、成長への道などについて皆さんでお話しました。

第3回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年3月19日(土)14:00~
参加費:500円(会員無料)
大谷祥子館長が「恩に対する感度を高めること、恩に敏感になることが重要」と挨拶、また、本願寺眞無量院僧侶落合邦充師が、法話で「衆生の恩、佛の恩」を紹介しました。
 館長が、東日本大震災の被災者に向けて作詞作曲した「鎮魂歌」を、琴にて演奏し、参加者は幻想的な音色に引き込まれました。
 続く声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導のもと、全員で佛説阿弥陀経を声を合わせ唱えました。その後、佛の教えについて語り合う茶話会をしました。

第2回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年2月20日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
初回は約50名の参加があり、今回も約40名が、蓮如上人の教えや智慧を学び、より良い人生について考えました。
最初に、館長大谷祥子本願寺御裏方が「いかに生きるべきかを学び、学ぶことで佛の道を知る 皆さんとともに歩んでいきたい」と挨拶しました。
次に、本願寺眞無量院僧侶が法話で「無我」を紹介、大谷祥子館長の琴演奏では、参加者は流麗な音色に聞き入りました。
続く声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導のもと、全員で佛説阿弥陀経を唱えました。
その後、小グループに分かれ佛の教えについて語り合いました。

第6回 「蓮如イスム講座~蓮如上人と声明~」

日時:平成23年2月5日(土)
講師:本願寺堂役大谷浩文師
19名の受講者が、蓮如上人の教えや智慧を学びました。
正信念佛偈中拍子など、蓮如上人が確立した声明の勤め方を勉強しました。
1年間(全6回)の講座の、最終回となる今回は、
皆勤参加者となった方へ、本願寺眞無量院より御念珠の贈呈がございました。

第1回 「蓮如の道を歩む会」

日時:平成23年1月23日(日)13:00~
参加費:500円(会員無料)
いよいよ第1回「蓮如の道を歩む会」が始まり、参加者は蓮如上人の教えを学びました。
本願寺眞無量院僧侶落合邦充師の法話や、吉崎公民館館長山本篤氏の講話を聞き、その後の声明体験では、本願寺御連枝霊光院大谷実成殿の御指導のもと、館長大谷祥子本願寺御裏方の琴の音にあわせ、阿弥陀経を唱えました。
また、参加者たちが自由に体験談や思い・悩みなどを語り合う分茶話会も行われました。
この「蓮如の道を歩む会」は、大谷暢順本願寺御法主台下著書「歴史に学ぶ蓮如の道」発刊を記念し、毎月1回開かれる予定です。

第5回 「蓮如イスム講座~蓮如上人と声明~」

日時:平成22年12月18日(土)
講師:本願寺堂役大谷浩文師
今回も、21名の受講者が、蓮如上人の教えや智慧を学びました。
正信偈や念仏和讃など、蓮如上人が確立した声明の勤め方や、朝夕の諸作法、教本に書かれた節譜などを分かりやすく紹介して頂き、皆さんで勉強しました。

蓮如上人ゆかりの狂言「おさか」に鼎談で出演

日時:平成22年11月23日(火)
会場:追手門学院(大阪)
大蔵流狂言善竹会の新作狂言「おさか」が上演されました。こっけいさや現代のセンスを取り込んだ演技に、会場全体が引き込まれていきました。
大谷祥子館長が鼎談に紅一点で出演し、蓮如上人と大阪の関わりあいをはじめ、蓮如上人の御生涯と優れた土地を選んだ上人の先見の明について分かりやすくお話しました。地元大阪の皆さんも興味津々で聞いて下さいました。

報恩講 食育セミナー開催

日時:平成22年11月21日(日)
講師:南出直美氏
報恩講 食育セミナー「伝統みそを見直す」が記念館鳳凰閣にて開催されました。
母から子へ受け継いでほしい愛情料理の説明に、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
新御堂での報恩講法要の後は、皆で報恩講料理に舌鼓を打つ、楽しいひとときを過ごしました。

「金津地蔵」

日時:平成22年10月30日
会場:あわら市文化会館
400年以上演じられている伝統の演目であり、あわら市金津の説話にちなんだ狂言、「金津地蔵」が、人間国宝 野村万作氏らによって、”ふるさと”で熱演されました。
上映中、せりふや歌に「越前の金津」の言葉が出て、親近感あふれる舞台に、訪れた約650人は、こっけいな掛け合いや迫力あるせりふ・しぐさ等を堪能していました。
また、今回の公演のために作られた楽曲「蓮如の風」が、大谷祥子館長らによって披露されました。

親鸞聖人750回御遠忌特別企画
第2回初級佛教講座

日時:平成22年10月3日(日)11:00~
参加費:500円
会場:蓮如館シアタールーム
講師:本願寺御連枝霊光院大谷実成殿
第2回の今回は、座談会の形で、本願寺開立の祖・第八代蓮如上人の御事績や、御文の解説など、御教えについて教えて頂きました。

第8回清浄講

日時:平成22年9月26日(日)14:00~
参加費:500円(会員無料)
    法要(御文拝)~法話~清浄楽(お琴)
清浄講も今回で8回目となりました。
今回は昨年リリースされたCD「六道輪廻」(野村万斎氏主演舞台「六道輪廻」のサウンドトラック)の曲などを中心に全6曲が演奏されました。
大谷祥子館長の演奏を生で聞こうと、約50名が参加、珈琲を飲みながら美しい琴の音を楽しみ、秋の午後の爽やかなひと時を過ごしました。
また、僧侶によるお彼岸についての法話は、メモをとりながら熱心に聞かれる方もいらっしゃいました。

第4回 「蓮如イスム講座~蓮如上人と声明~」

日時:平成22年9月4日(土)
講師:本願寺堂役大谷浩文師
今回は正信偈を中心に教わりました。正信偈には九種類の読み方があり、その中でも、本山のお朝事の際、お勤まりになる「中拍子」(ちゅうびょうし)を習い、皆さんで唱和しました。
読み方の注意点や、音の上げ下げ、節譜の読み方など丁寧に解説して頂きました。皆さん、熱心に練習され、最後には、先生からのお褒めの言葉も頂きました。

「四代目徳田八十吉陶芸展」(徳田八十吉工房)

日時:8月6日(金)~22日(日)
当館依頼により製作された作品を中心とした、四代目徳田八十吉氏の陶芸作品の数々と、昨日7月31日に行われた絵付け体験教室の作品が展示されました。
徳田氏のファンの方や教室の参加者、夏休みに記念館を訪れた方など、多くの方に徳田氏の世界をご覧いただきました。

夏休み研究企画「吉崎の自然を学ぼう!」

日時:8月8日(日) 10:00~
講師:組頭五十夫先生
テーマ:アカテガニと御筆草のお話
吉崎に多く生息し、御坊の火事の際には泡を吹いて火を消したという伝説の残る、アカテガニの生態を学びました。
また、蓮如上人が実際に使ったと伝えられる、草で出来た筆「御筆草」を作り、書道に挑戦しました。

「三田村雅子氏 蓮如イスム講演会」

日時:平成22年8月8日(日) 14:00~
講師:三田村雅子氏(上智大学教授)
昨年「記憶の中の源氏物語」で蓮如賞を受賞した三田村雅子氏が、「夕顔-死と向き合う」と題して講演、源氏物語に描かれた死と向き合う姿勢などについて語りました。
講演会に先立ち、源氏物語コンサートが行われ、来館した約50人が源氏物語の世界に浸りました。

「蓮如さんのふるさと吉崎歴史ツアー」

日時:平成22年8月7日(土) 13:30~15:00
協力:吉崎公民館山本館長
当日はお天気にもめぐまれ、吉崎に詳しい語り部山本氏とともに、蓮如上人ゆかりの場所をまわりました。
御山の蓮如上人像や春日神社、岩崎観音などをまわり、歴史好きの参加者たちは、蓮如上人の時代の吉崎に思いをめぐらせていました。

徳田八十吉絵付け体験教室

親子で体験 九谷焼 絵付け体験教室
日時:平成22年7月31日(土) 13:30~
講師:九谷焼四代目徳田八十吉氏
夏休みの宿題にと、26名の親子連れが参加しました。徳田先生から直接染付の方法を教わり、参加者たちは吉崎の風景やそれぞれ好みのデザインを染め付けました。
焼きあがった作品は、22日まで鳳凰閣にて徳田先生の作品とともに展示致しました。

親子自然体験教室「砂金採り」

日時:平成22年7月24日(土) 10:00~
講師:蓮如上人記念館主任学芸員橘有三氏
記念館では、夏休み中、沢山のイベントが開催予定の中、最初に、親子体験教室「砂金採り」が開催されました。
子供たちは、仏教や日本の歴史と、金の関係について説明を受けた後、砂金採りに挑戦しました。砂金を探し当てると、大人も子供も歓声を上げていました。
採った砂金や、化石・鉱物は、標本にして持ち帰りました。

花祭り親子体験教室

日時:平成22年4月3日(土)14:00~
子ども達みんなでお歌を歌い、宝探しで見つけた天然石を花御堂にお供えし、お釈迦さまの誕生日をお祝いしました。
約50名にも及ぶ、沢山の方々が参加され、盛大な花祭りとなりました。

清浄講1周年記念コンサート

日時:平成22年1月23日 14:00~
清浄楽コンサート 
大谷祥子(箏) 福原百七(笛)尾上京(日舞)
尾上菊之丞に師事する花形舞踊家尾上京さんをゲストに、映画「レッドクリフ」音楽参加の福原百七さんの笛で、清浄講1周年記念コンサートを開催しました。
新春にふさわしい演目が披露され、大勢の方々が優雅な音色に酔いしれていました。

秋の文化展

秋の文化展 
日時:平成21年11月1日(日)~15日(日)
関西文化の日 参加企画
■主催 吉崎御坊 蓮如上人記念館
■後援 あわら市、加賀市、坂井市、福井新聞、
    北国新聞、福井テレビ、
    FBC福井放送、FM福井
文化の日にちなみ、
*池坊生花展
*バイアーナ陶芸展
など、芸術に触れる体験教室を開催しました。

お筆草で書道

日時:平成21年8月1、22日 10:00~
組頭五十夫先生に、蓮如ガニ(アカテガニ)の生態と、蓮如筆草の秘密を教わりました。
定員:20名
講師:組頭五十夫先生
アカデガニの研究と同時に、蓮如さんが作られた、
草で出来た筆を皆で作り、書初めをしました。

蓮如ガニの研究

日時:平成21年8月1、22日 10:00~
組頭五十夫先生の御指導で、蓮如伝説にもある、
アカデガニの生態研究をしました。
北方湖沿い、鹿島の森にはたくさんの野生の
アカデガニが生息しています。

夏休み自然観察「吉崎の自然を学ぼう」

日時:平成21年8月1日 9:00~
福井市自然史博物館館長による、地層探検を行いました。
記念館を出発して、歩くこと30分、吉澤康暢先生のわかりやすい解説を聞きながら、雄大な弁天崎の地層に到着すると、皆で貝などの化石を発掘しました。

定員:20名
「弁天崎の地層と化石の観察」
講師:福井市自然史博物館館長 吉澤康暢氏

蓮如さん里巡り歴史ツアー

日時:平成21年7月26日、8月1・2・22・23日 
吉崎公民館語り部指導員と1時間半をかけて、
6箇所を巡りました。
吉崎公園 発→春日神社→馬場大路→
蓮如上人像(高村光雲作)→岩崎観音→記念館 着

夏休み吉崎御坊祭り

日時:平成21年7月19日~8月23日
吉崎御坊の誕生日(7月27日)のお祝いをしました。夏休み自然教室や、歴史ツアーなど盛り沢山の内容で開催しました。
参加費:各200円(入館料・保険料込み)
     但し砂金採り500円 
     カブトムシ1000円
主催:吉崎御坊・蓮如上人記念館
協力:福井市自然史博物館 
   福井県自然観察指導員の会 吉崎公民館
後援:あわら市 加賀市 坂井市 
   あわら市教育委員会 加賀市教育委員会
   坂井市教育委員会 
   福井新聞 FBC福井放送 
   福井FM放送 京福バス

親子体験教室「砂金採り」

日時:平成21年7月19・20日
蓮如上人記念館学芸員、橘先生による、
砂金の学習と採取をしました。
事前に足羽川に砂金を採取しに行き、
子供も大人も大喜びでした。

六道輪廻劇音楽ライブ

日時:平成21年4月29日(水祝) 
開演:17:30~ 
箏曲:大谷祥子
尺八:三塚幸彦(遠音主宰)太鼓:響道宴(元鼓童メンバー)
大谷暢順東本願寺御法主台下の原作をもとに
舞台劇を野村萬斎が手がけました。
作曲は慶応大学卒井口拓磨、
東京藝術大学首席卒大曾根浩範による音楽。

10周年記念シンポジウム

日時:平成20年10月12日(日) 
13:30〜16:00 <鳳凰閣>

主催:(財)本願寺維持財団、福井県あわら市
後援:文化庁、福井県、福井県教育委員会、
坂井市、加賀市、
越前加賀みずといで湯の文化連邦推進協議会、
福井新聞、福井放送、福井テレビ、FM福井

基調講演
□大谷暢順師((財)本願寺維持財団理事長) 「蓮如上人と吉崎」
□三浦朱門氏(作家) 「何に頼るか」
□曾野綾子氏(作家) 「世界の中の日本人」

パネルディスカッション
テーマ 「日本文化興隆に向かって
〜蓮如さんの里から」
パネリスト:
□大谷暢順師((財)本願寺維持財団理事長)
□三浦朱門氏(作家)
□橋本達也氏(あわら市長)
□大幸甚氏(加賀市長)
進行 橘有三((財)本願寺維持財団理事)
ツアー拝観コースのご案内
イベント情報
周辺観光情報