御開山親鸞聖人七百五十回御遠忌(平成24年10月4日,6日~7日)
東本願寺東山浄苑 御開山親鸞聖人七百五十回御遠忌 盛儀に
平成24年10月4日、6日、7日の御遠忌にあたり浄苑では様々な慶讃行事が行われました。御遠忌に先がけて秋季彼岸会より記念展覧会、10月4日は「日本人の智恵」をテーマに狂言師野村万作、萬斎両氏と御法主台下による記念シンポジウムを開催。6日の結願逮夜(けちがんたいや)前には声明(しょうみょう)・邦楽・節談(ふしだん)説教を融合した清浄楽(しょうじょうがく)コンサート、7日結願日中前には法要の一環として庭儀(ていぎ)を執り行い、秋晴れの中、台下御一門、僧侶、稚児(ちご)、同行(どうぎょう)らが行列を成し、本堂までの道のりを厳かに歩みました。法要も目出度く円成(えんじょう)し、50年に一度の大勝縁(だいしょうえん)に出逢えた慶びは何事にも譬(たと)え難く、次代へこれをお伝えする決意を新たにしました。
● 記念展覧会「勧学布教(かんがくふきょう) 学事の振興(がくじのしんこう)」の結実
親鸞聖人から近代三代伝持(でんじ)まで
多くの参苑者で賑わう記念展覧会
● 10月4日 シンポジウム「日本人の智恵」
野村万作(人間国宝)、野村萬斎両氏
シンポジウム 詳細はこちらから。
● 10月6日 清浄楽コンサート
箏・尺八・和太鼓による演奏と光による演出で幻想的な舞台を作り上げた
大谷光輪御門主台下の御調声で行われた親鸞聖人流罪を起源とする坂東曲
独特の節を用いた節談説教(ふしだんせっきょう) 落語や講談、浪曲などの源流とされる
・ 10月7日 庭儀
稚児と浄苑有縁の方々で行われた庭儀 楽の音が鳴り渡る中、参道から本堂まで練り歩いた
御満座法要
御遠忌最後の法要となる日中法要 慶事ならではのお勤めが成された
法悦とともに合掌するお同行
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