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福井県の北部に位置するあわら温泉。その昔は、葦の生い茂る低湿な沼地でしたが、明治16年に1人の農夫が灌漑用の井戸を掘っていたところ、うすい塩分を含んだ約80度の温泉が沸き出したのが始まりです。翌明治17年には、数軒の温泉宿が開業し湯治客を泊めるようになりました。
その後、明治44年に国鉄三国線(昭和47年廃線)、さらに昭和3年に京福電鉄三国芦原線(現在のえちぜん鉄道三国芦原線)が開通し、温泉街として急速に発展しましたが、昭和23年の福井地震、昭和31年の芦原大火に遭遇し、温泉街は甚大な被害を受けました。 しかし、町民挙げての復興への努力が実り、現在では近代的な旅館が建ち並び、「関西の奥座敷」、「おしゃれ湯の町」として、関西や中京圏の方々、さらに関東圏の方々にも好評を得ています。 [泉質] 中性〜微アルカリ性の含塩化土類食塩泉 ナトリウム、カリウムに富んでいます。 [泉温] 33.5〜77.5℃ [効能] <浴用>リウマチ・慢性皮膚炎・神経痛アトピー性皮膚炎 <飲用>慢性胃カタル・慢性胃酸減少症
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