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第3回活動報告

さといも植え

平成21年6月21日(日)

戌亥の間に集合~佛様にご挨拶、法話「老女と卒塔婆」

開始時間の10時、お姉さんから名前を呼ばれると、みんな元気よく手を挙げて「はい!」と返事をしていましたね。
そして先ずは佛様にご挨拶。代表のお子さんがお供えをし、他のみなさんは佛教賛歌(ぶっきょうさんか)「いまささぐ」を歌います。そしてみんなで合掌。
その後、法話「老女と卒塔婆」を聞きました。みんな絵をみながら真剣に聞いていましたね。

須弥壇についてのお話

大きな阿弥陀様のお足下に移動して、須弥壇のお話を聞きました。
毎回親子佛法ではこの阿弥陀様にお参りしていますが、お足下まで行くことはなかなかなく、
大きな阿弥陀様に、皆改めて「すごいなー」と驚いている様子でした。

【須弥壇についてのお話内容】

須弥壇とは佛教の世界観の中で中心にそびえる「須弥山(しゅみせん)」という山の形をまねて作られた壇なのでそう呼びます。須弥壇は御本尊(ごほんぞん)を御安置(ごあんち)するところで、一段ほど高くもうけられています。
ここ東山浄苑の常楽堂(じょうらくどう)御本尊の須弥壇は昭和62年この佛様をお迎えした時に作られました。
それ以前は今、佛様のうしろにある柱があるのみで、ずいぶん殺風景(さっぷうけい)でした。須弥壇のうしろから中へ入れるようになっていて、阿弥陀様のおみ足の下からお体の中に寄進者(きしんしゃ)の名前や故人の法名などをタイムカプセルのようにお納めしております。また、中でもお勤め(お経をあげる)もできる特殊な須弥壇です。
家に置かれる佛壇にも佛様をお迎えする壇があり、やはり須弥壇と呼ばれています。皆さんもぜひこの機会に、お家の佛壇も見てみて下さい。

みんなでさといも植えと枝豆の雑草抜き

畑に移動して、本日のメインイベント!さといもを植えます!
まずはお姉さんから話しを聞いて、マルチ(黒いビニール)がけ。
小さい子も楽しそうにコロコロと転がしていました。そしてペグ(マルチを固定するもの)を刺します。
次にマルチに穴を開けます。刃がギザギザについたマルチ穴開けを使って、お父さんと一緒に「うんしょ、うんしょ」と丸い穴を開けます。

そしてその穴へいよいよ苗を植えます。みなさん苗を大事にあつかって、上手に植えられました。

その後、先月植えた枝豆の周りの雑草を抜きました。虫を捕まえたりしながら、楽しんで抜いていましたね。さといもも枝豆も、大きくなって収穫するのが今か ら楽しみですね!

お供えをお下げして、お楽しみのお下がりをいただく

手を洗って、戌亥の間に戻り、佛様にお供えしたお供えものを代表の子が下げます。その時他のみなさんは佛教賛歌「念仏(ねんぶつ)」を歌います。そしてみなさんお待ちかねのお下がりをいただきました。今月はプリンです。畑の活動の後での冷たいプリンだったこともあり、みんなうれしそうに食べていましたね。

早く食べた子から、7月7日の七夕が近いということで短冊に願い事を書いてもらいました。
「願うだけでなく、願い事が叶うように自分が努力するのです」と言われました。皆さん頑張りましょうね!

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