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第11回活動報告

花まつりの歌練習(本堂)・ルンビニ苑の飾りつけ(甘露の雨)

平成25217日(日)

≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫

 今回も、お供えのお友達の他に、たくさんの元気な子どもたちが親子佛法の集いに参加しました。阿弥陀様へのお供えは、梅の形をした最中(もなか)。梅の花は、良い香がするため、昔から日本人に愛されてきた花です。
 東山浄苑にも梅の木があります。今年は寒いためか、遅咲きのようです。枝にはピンク色や白色の蕾が付いています。綺麗な梅の花を咲かせてくれるのが楽しみです。是非、東山浄苑にお越しの際は、ご覧ください。

いつも阿弥陀様へのご挨拶は忘れません。

≪本堂での花まつりの歌練習≫

 花まつりの本番で歌うように、本堂の舞台に上がり練習をしました。前回の活動に引き続き、みんな大きな声で元気よく歌ってくれました。本番も、この調子でお釈迦様のご誕生をお祝いしましょう。
 歌の練習の後、2つのグループに分かれて、童謡「なべなべそこぬけ」をしました。中々ひっくり返ることが難しく、みんな四苦八苦。大きいお友達が智恵を出し合って、いっせいにひっくり返ろうとしないで、誰かひとりが、手の間をくぐり、みんながそれについていけばよいことを発見しました。最後にはみんなで大きな円を作り、ひっくり返ることに大成功しました。

≪本日の御法話・苑内案内 「涅槃会(ねはんえ)」≫

 東山浄苑護持会(ごじかい)佛恩報謝団(ぶっとんほうしゃだん)の方が、紙芝居「涅槃会」を読んでくれました。

 「涅槃(ねはん)」とは、どういう意味でしょうか?

 私たちは、生きている限り、「お腹がすいた、遊びたい、眠りたい‥…」と色々な“欲”を持ち続けます。
そのため、やっと“欲”から解放されるのは、人が一生を終える時です。“欲”=苦しみから安らかになる状態を「涅槃」と呼びます。

 お釈迦様がお亡くなりになり(入滅:にゅうめつ)、浄土に向かわれた日を「涅槃会」と言って、お釈迦様がみ教えを私たちに残して下さった御恩に感謝します。紙芝居では、お釈迦様がお亡くなりになる時、最後に私たちへ大切な言葉を残して下さった様子が描かれていました。

「正しい道を進む事」

「努力を忘れないようにする事」

 この2つの大切な教えを、いつまでも忘れないように心に留めておきましょう。

 お釈迦様がお亡くなりになられると、弟子や信者など多くの人々や動物たちが周りで歎き悲しみました。その周りに生えていたのが沙羅双樹(さらそうじゅ)です。沙羅双樹(さらそうじゅ)は、温かい地域の木であるため、日本では育ちません。日本では、夏椿を代わりとします。東山浄苑にも、夏椿がありますので、花を咲かせる6月~7月頃に探してみて下さい。

≪ルンビニ苑の飾りつけ:甘露(かんろ)の雨作成≫

 みんなで、花まつりのルンビニ苑で使用する、甘露の雨を作りました。お釈迦様がご誕生された時に、龍が甘露の雨を降らせたと言われています。今回は、丸い発砲スチロールに金色と銀色の折り紙を張り付けました。当日、どんな風に甘露の雨が表されるか楽しみにしていて下さい。また、花まつりでは、甘露の雨になぞらえて、甘茶を飲みます。是非、4月7日(日)の東山浄苑で行われる花まつりに参加して、甘茶を飲んでみて下さい。

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