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第3回活動報告

きゅうりの植え付け・子ども盆灯会提灯作り①マーブリング
平成26年6月15日(日)

≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫

梅雨に入りましたが、太陽がきらりと光る暑い日でした。 今回の活動も、みんな元気に東山浄苑へ来てくれました。 まずは阿弥陀様にごあいさつ。 手を合わせ、大きな声で「南無阿弥陀仏」と称えました。 お供えは、アジサイの形をしたお菓子です。

≪本日の御法話「あみにかかったしか」≫

山奥にたくさんのシカが住んでいました。 シカの王様は、毎日恐ろしい敵や危ない場所を仲間に知らせて、みんなの命を守っていました。

ある日、シカの王様が狩人の仕掛けた罠にひっかかりました。 その姿を見て、仲間のシカたちは驚き逃げてしまいますが、一匹のメジカだけは逃げません。 王様が逃げるように言っても、メジカは動きません。 メジカは、罠を見に来た狩人に、夫であるシカの王様が殺されるところを見ていられないので、先に殺してほしいとお願いをします。 狩人はどんな行動を起こすのでしょうか? ドキドキするお話でした。

 

 

 

≪菜園案内 「きゅうり」≫

畑に植えるきゅうりについて、みんなでお勉強しました。 きゅうりは、たくさんの種類があり、昔から世界中で栽培されている野菜です。 実の性質から白イボ系と黒イボ系の2つに大きく分けることができて、私たちがよく目にするきゅうりは、皮が薄くて歯切れの良い白イボ系です。 キュウリは全体の90%以上が水分で、ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれています。 これから暑い季節、栄養価の高いきゅうりは、野菜スティックや浅漬け等にして美味しくいただきたいものですね。 とげとげがあるほど新鮮ですので、購入の際は気を付けましょう。

≪菜園活動 きゅうりの植え付け・水やり≫

きゅうりの苗をみんなで力を合わせて植えました。 すくすく育つきゅうりは、1か月で収穫できてしまうそうです。 まだ小さな苗ですが、大きなきゅうりをいただけるのが待ち遠しいです。 最後に、みんなでカラカラに乾いた畑へ水やりを行いました。 来月の菜園活動までに、作物たちがどれだけ大きく育つか楽しみです。

≪苑内案内 提灯≫

お盆になると、お寺や自宅の御仏壇の前等で提灯をよく見るようになります。 なぜでしょうか?

お盆とは、お釈迦様の弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)の母が、餓鬼(がき)の世界から救われたことから起こったといわれています。 一般的に、お盆には先祖供養をするならわしとなっています。 しかしながら、浄土真宗では亡くなったご先祖の供養のために行うのではなく、阿弥陀様へ私をひきあわせて下さったご先祖に感謝し、お救い下さる阿弥陀様をほめたてまつる意味で勤めます。 提灯は、お浄土の光を思い献灯されています。 苑内にも献灯される提灯の光に導かれて、私をお救い下さる力に感謝するのです。

≪子ども盆灯会提灯作り①マーブリング≫

今年も、盂蘭盆会期間中の8月15日(金)午後6時50分(受付:午後6時~)から子ども盆灯会を実施します。

献灯する蓮型の提灯作りの第1回目として、和紙をマーブリングしました。 マーブリングとは大理石のような模様や色彩に染め付けることを言います。 水を張ったトレイにマーブリング専用の絵具を落として、そっと和紙を沈めます。 同じものが作れない、摩訶不思議な模様をみんなで楽しみました。 この和紙がどのような提灯になるのかは、次回の活動のお楽しみです。

子ども盆灯会では、親子仏法の集いの活動に初参加のお子さんにも提灯を用意しています。 東本願寺東山浄苑へお盆のお参りと一緒に子ども盆灯会に参加して、提灯を献灯しましょう。

≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫

最後はみんなで「念佛」を大きな声で歌い、阿弥陀様に合掌します。 みんなで「南無阿弥陀仏」を称えお下がりをいただきました。 次回の活動は、子ども盆灯会の提灯を完成させます。 お浄土の光をあらわす綺麗な提灯をみんなで一緒に作りましょう!!

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