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第5回活動報告

さつま芋収穫

平成19年9月30日(日)

東山浄苑 戊亥の間に集合、そして法話

 元気よく「はい!」と手をあげて出席確認。そして、戌亥の間の佛様にごあいさつ。皆さんで佛教賛歌『いまささぐ』を歌うなか、代表のお子さんが御内佛(おないぶつ)の御扉を開け、お花とお菓子をお供えし、合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)しました。
 その後、ついこの間まで浄苑でも行われていた行事、彼岸会(ひがんえ)についての法話を聞きました。

いまささぐを歌う

御内佛にお供え

法話

さつまいも収穫

 軍手をはめて準備をして、いよいよお芋掘り。小さいお子さんも、お母さんやお父さんと一緒に頑張って掘っていましたね。たくさんのお芋が取れました!お芋のツルを切って洗ったら、おいしそうなお芋の色になりました。

軍手をはめて準備

「お芋どこかな…?」

お母さんと一緒に

お父さんも掘ります

お芋が見えてきました!

たくさんのお芋

「大きいのが取れたよ!」

「泥んこ、でも楽しい!」

「まだまだ掘るよ!よいしょ、よいしょ」

ツルを切って、お芋を洗おう

おいしそうなお芋!

お供えと佛舎利についてのお話、記念撮影

 お片づけをして、手を洗い、佛舎利殿へ。取れたお芋をお供えし、佛舎利殿についてのお話を聞きました。
そして取れたお芋を持って、記念撮影をしました。

<お話の内容>

 佛舎利とはお釈迦様のご遺骨のことで、ご遺体(いたい)は火葬(かそう)されました。
 残ったご遺骨(いこつ)は8の部族が分け合い、それぞれの部族は舎利塔(しゃりとう)(ストゥーパ)という塔を建てて、その中にお釈迦(しゃか)様のご遺骨を納めて供養しました。
 後に、インドの王によってさらに細かく分けられて、周りの国の八万ものお寺に分けられました。このように塔を建てる形で佛舎利を崇拝(すうはい)・供養(くよう)することが広まったのです。
 日本では舎利塔は五重塔(ごじゅうのとう)や三重塔(さんじゅうのとう)とよばれる佛塔(ぶっとう)として多く建てられました。佛舎利にはこのように塔を建てて崇拝するものと、容器に納めて室内で礼拝するものがあります。それは、空海(くうかい)というお坊さんが中国に留学して、たくさんの佛舎利を持ち帰ったからです。
 東山浄苑の佛舎利はスリランカの佛歯寺(ぶっしじ)というお寺から「佛教を通して仲良くしましょう」という友好の印としてプレゼントされました。こういうふうにプレゼントされるという例もあります。佛舎利が国々の友好のプレゼントとなったように佛(ほとけ)様のみ教えを通して、お互いの文化を認め合う心も広まっていくのです。

お供え

みなさんで合掌

佛舎利についてのお話

皆で「ハイ、ポーズ!」

再び戊亥の間

 そして、再び戌亥の間へ。
 みなさんで佛教賛歌『念佛(ねんぶつ)』を歌うなか、代表のお子さんが、始める時にお供えしたお花やお菓子を下げ、お内佛の御扉を閉めます。
 その後、佛様のお下がり(バームクーヘン)を机を囲んで行儀よく、いただきました。また、今日取れた、蒸かしたむらさき芋も配られました。むらさき芋を食べるのは初めてというお子さんもいましたが、おいしそうに食べていましたね!

 皆さんとっても仲良くなり、帰るのが名残惜(なごりお)しいようでした。ぜひ、また来月も会いましょうね!

お菓子、お花を下げる

「いただきます!」

「おいしいね」

むらさき芋も食べました

「お母さん、皮むいてー!」

「一緒にあそぼ」

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