第8回活動報告
いもばんで年賀状づくり
平成19年12月16日(日)
東山浄苑 戊亥の間に集合、そして法話
お子さんはまず名札カードの「12月」のところに参加シールを貼りました。その後、元気よく出席確認。
そして、戌亥の間の佛様にごあいさつ。皆さんで佛教賛歌『いまささぐ』を歌うなか、代表のお子さんが御内佛(おないぶつ)の御扉を開け、お花とお菓子をお供えし、合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)しました。
その後、前回・前々回の「世界の神様、佛様」というテーマの法話の続きで、「蓮如上人と御文のお話」でした。
たくさんの神様、佛様がいらっしゃる中で、浄土真宗ではただ一佛、阿弥陀様を信じていますが、世界中には他の神様、佛様を信じている人たちもたくさんいます。その人たちや、神様、佛様に私たちはどのように接していけばよいのか、ということについて、蓮如上人が「御文」というお手紙の中で、お教えくださっているお話を聞きました。
四神についてのお話
次に、参加者の皆さんと、東山浄苑の嘉枝堂の四方(東西南北)を守っている四神を見に行きました。どこにどの神様がいらっしゃるかな?子どもたちはちょっぴり宝探し気分でしたね!
●四神(しじん)・・・東西南北の四方を司る神さま。東は青龍(せいりゅう)、西は白虎(びゃっこ)、北は玄武(げんぶ)、南は朱雀(すざく)
都を造るとき、いちばん良い土地は、「四神相応(しじんそうおう)の地」と言われていました。「四神相応の地」とは、東(右)に流水、西(左)に大道、南(前)に窪んだ湿地、北(後)に丘陵がある土地とされています。平城京や平安京もこれに合わせて造営されている、というお話でした。
大根や、先月植えたチューリップ・ムスカリはどうなっているかな?畑見学
東山浄苑の四神を見ながら、畑へ移動。大根は元気に葉っぱが伸びています。チューリップ、ムスカリも小さな芽が出ているものもありましたね。また、畑の奥の方ではイチゴを植えています。東山浄苑にお参りに来た時には見学してみてくださいね。
いもばんで年賀状をつくろう!
嘉枝堂地下3Fに移動して、いよいよいもばんで年賀状づくりです。小さいお子さんはお父さん、お母さんに手伝ってもらいながらがんばりました。
再び戊亥の間
お姉さんのよびかけで、みんなで協力して使ったいもばんを片付けて、ごみを集めました。手洗いを済ませたら、再び戌亥の間へ。
みなさんで佛教賛歌『念佛(ねんぶつ)』を歌うなか、代表のお子さんが、始める時にお供えしたお花やお菓子を下げ、お内佛の御扉を閉めます。
その後、佛様のお下がりを机を囲んで行儀よく、いただきました。今月のお菓子は、冬が旬の果物、りんごのパイでした。
最後はみんなでお皿や紙コップをお片付けして、解散となりました。
今回作った年賀状、皆さんは誰に出しますか?皆さんが一生懸命作った、手作りの年賀状、もらった人はきっと大喜びですよ!
ぜひ、また来月も会いましょうね!