第11回活動報告
じゃがいも植えと花まつりアーチ作り
平成20年3月9日(日)
東山浄苑 戌亥の間に集合~法話「お釈迦さまのご誕生と花まつり」
今回は初めてのお友だちもたくさん来てくださいました。自分の名札を手作りします。そして出席カードの3月の欄にシールを貼りました。みんなが集まったところで、出席確認。お姉さんから名前を呼ばれると、みんな手を挙げて元気よく「はい!」とお返事しました。
そして、戌亥の間の佛様(ほとけさま)にごあいさつ。皆さんで佛教賛歌(ぶっきょうさんか)『いまささぐ』を歌うなか、代表のお子さんが御内佛(おないぶつ)の御扉を開け、お花とお菓子をお供えします。小さなお子さんも、お兄ちゃんお姉ちゃんも、きちんと合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)できましたね!
ここで、法話です。来月4月8日はお釈迦(しゃか)様のお誕生日ということで、お釈迦さまがお生まれになられたときのお話と、花まつりについてのお話でした。
生まれたばかりのかわいらしいお釈迦さまの絵のパネルや、東山浄苑の花まつりでお稚児さんが引く誕生佛(たんじょうぶつ)と白象の写真パネルなどを見ながら、みなさんしっかりとお話を聞いていました。
その後、本物の誕生佛と白象にご対面。思ったより大きかったかな?
東山浄苑の花まつりでは、この誕生佛と白象を稚児衣装(ちごいしょう)に身を包んだお子さんたちが引っ張り、苑内をねり歩きます。
今年は4月13日(日)に行いますので、皆さんもぜひ来てくださいね!
東山浄苑の苑内案内 本願寺写経精舎(ほんがんじしゃきょうしょうじゃ)
どこにあるの?
戌亥の間から出て、常楽堂(じょうらくどう)の御本尊の阿弥陀様(あみださま)に合掌。そして阿弥陀様のまわりをぐるっと周りながら二階へ。そこには、「本願寺写経精舎(ほんがんじしゃきょうしょうじゃ)」という、東山浄苑にお参りに来られた方が「写経(しゃきょう)」をするところがあります。
「写経」ってなに?
写経とは、手でお経を書き写すことです。昔は印刷技術がなかったので、長いお経を何人ものお坊さんが手分けして書き写し、一つの経典を完成させていたそうです。
そして、時代が進んだ今日でも、写経は心を落ち着けて佛(ほとけ)さまのみ教えに出会う機会として、たくさんのお寺でさかんに行なわれています。
東山浄苑の写経
東山浄苑では、名号(みょうごう)・和讃(わさん)・三誓偈(さんせいげ)・六条念佛写経(ろくじょうねんぶつしゃきょう)という4種類のお経があります。どのお経も、和紙に薄く印字された文字の上を、筆で丁寧になぞるようになっています。ふだんはあまり使わない筆で文字を書いていると、不思議と心が落ち着いてきますよ。
また、最近では、毛筆を使わない、インターネットでの電子写経も人気です。本願寺のホームページでも、入門編から上級編までの4つのレベルと、英語でのバージョンを用意しておりますので、ぜひ一度「本願寺大谷Web」までアクセスしてみて下さいね。
畑でじゃがいも植え!
こどもたちはお楽しみ!?いよいよ畑でじゃがいも植えに挑戦です。
今日みなさんが植えたじゃがいもは、順調に育てば6月頃収穫できるようです。楽しみですね!
今度は花まつりアーチ作り♪
アーチに飾るお花を子供たちで手作りします。色とりどりのうすい紙を何枚か重ねて、一枚一枚折って花びらを作っていきます。最後の一枚を折ると・・・かわいらしいきれいなお花の完成です。
同じようにして何個も作っていきます。重ねる色を変えたり、1枚だけ違う色の紙を重ねたり、工夫次第でいろいろなお花ができますよ!
できたお花は、アーチに飾りつけていきます。みなさんの手作りのお花のおかげで、最初のアーチと比べて、とても華やかになりましたね!
飾りつけができたら、いったんここでお片付け。みんな自分が使った道具を片付けたり、率先してごみを拾ったりしてくれました。
いよいよアーチを移動します。お父さま、お母さま方にもお手伝いいただいて、誕生佛と白象のところに運びます。
最後に、みんなで記念撮影をしました。
とってもすてきなアーチができて、お釈迦さまもお喜びだと思いますよ!
まずお花づくり
アーチにお花をかざろう!
お供えを下げて、みんなでお下がりを「いただきます!」
再び戌亥の間へ。佛教賛歌『念佛(ねんぶつ)』を歌うなか、代表のお子さんが、始める時にお供えしたお花やお菓子を下げ、お内佛の御扉を閉めます。小さなお子さんも、もうきちんと合掌・礼拝できています!
その後、佛様のお下がりをいただきます。みんなくろもじを使って、行儀よく食べていました。
今月のお菓子はさくらもち。もうすぐ本物の桜が咲きますね。
美味しくいただいたら、最後はみんなで「ごちそうさまでした」、そしてお片づけ。
また次回会いましょうね!