第3回活動報告
梅つみ、梅ジュースづくり
平成20年6月15日(日)
東山浄苑 戌亥の間に集合 —お供えと法話—
出席カードに出席シールを貼って、みんなが集まったところで、出席確認。 名前を呼ばれると、みんな手を挙げて元気よく「はい!」とお返事しました。そして、戌亥の間の佛様(ほとけさま)にごあいさつ。 代表のお子さんが御内佛にお花とお菓子をお供えしました。 その後ろで、みんな、しっかり手を合わせて、佛教讃歌を歌います。 上手に、そして喜んで佛様にお参りできるようになってきました。
そして、 本願寺の御連枝(ごれんし)でいらっしゃる霊眞院(れいしんいん)さまのご法話です。「他力本願(たりきほんがん)というと、人まかせで幸せになろうとすること、 と思う人もいるかもしれませんが、本当の意味は違います。 自分の力の限界を知ることです。 自分の力の限界を知れば、 畑で作物がとれたとき、私ががんばったから、と自分のがんばりだけを強調するのではなく、 土のはたらき、太陽の光、佛様(ほとけさま)のお導きのおかげだ、 とありがたく思うこころが自然と起こります。また、このようにたくさんのおかげ様で生かされている 私たち、家族を大切にしなくてはなりません。そのためには、家族のみなさんの心のよりどころ、芯になる『家族の宗教』を持つこと が必要だと思います。」 みなさんのご家庭ではいかがでしょうか。一度、ご家族みなさんでお話してみてください。
《本願寺御連枝霊眞院さまの御法話》
梅についてのお話・梅つみ
戌亥の間から出てお庭へ移動。お庭にはたくさんの梅の木があります。まずはお姉さんから、東山浄苑の梅のお話を聞きました。梅は1200年~1300年前に中国から日本にやってきて、その当時は桜より梅の方が人気があったそうです。また、梅はとても体によいもので、疲れたとき、夏バテのときに食べると元気になりますよ。また、梅干は食中毒予防になるので、お弁当に入れるといいそうですよ。これからの季節に、とてもありがたいものですね。
いよいよ梅つみです!まずは低いところにある梅をみんなでつみます。小さいお子さんも自分で梅をつみました。少し高いところにある梅は、大きいお子さんが脚立にのぼってとります。「あっあそこにある!」「遠いよー、届くかな?」といいながら、一生懸命手をのばしてたくさんの梅を収穫しました。私たちの背よりずいぶん高いところにある梅は、お父さんたちが頑張ってとってくれましたよ!「お父さん、かっこいい!」と拍手喝采(はくしゅかっさい)でした☆
畑の観察
とれた梅をもって、ちょっと寄り道。畑の観察に行きました。3月に植えたじゃがいも、5月に植えたトマト、すいか、とうがんの成長を観察します。
梅ジュースづくり
それではいよいよ梅ジュースをつくりましょう!去年親子佛法の集いでつくった梅ジュースをいただきながら、お姉さんの説明を聞きます。今回は、梅ジュースとハチミツ梅ジュースの二種類を作りました。
⇒梅ジュースの場合
⇒ハチミツ梅ジュースの場合
再び戌亥の間 —お下がりをいただく—
お片づけをして、手洗いを済ませたら、再び戌亥の間へ。佛教賛歌「念佛(ねんぶつ)」の歌声の中、代表のお子さんがお供えものを下げ、御内佛の御扉を閉め合掌します。その後、佛様からのお下がりを「いただきます」!今月はフルーツゼリーでした。お下がりも毎月変わります。来月も楽しみにしていて下さいね。
今回の親子佛法の集いは楽しかったですか?
また次回みなさんに会えるのを楽しみにしています!