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第5回活動報告

トマト・とうがん・かぼちゃ・スイカ収穫と球根掘り

平成20年8月24日(日)

東山浄苑  戌亥の間に集合 —お供えと法話—

戌亥の間に集合し、初めて参加のお子さんは名札作り。いつも参加の子は出席カードに出席シールを貼って、出席確認。名前を呼ばれると、みんな手を挙げて元気よく「はい!」とお返事しました。そして、戌亥の間の佛様(ほとけさま)にごあいさつ。代表のお子さんが御内佛(おないぶつ)にお花と昨日畑でとれたスイカをお供えしました。それに合わせて、他の皆は佛教讃歌(ぶっきょうさんか)「いまささぐ」を歌います。続けて参加してくれているお子さんは、小さい子でもしっかりお参りできるようになりました。
続いて法話です。法話は、お盆に提灯を飾る意味とお釈迦様にまつわるお話、貧者の一灯でした。形だけではなく、心から捧げたいという気持ちの大切さについてのお話でした。

法話

初めて参加のお子さん「何を書こうかな♪」

法話

合掌

法話

お花をお供え

法話

スイカのお供え

法話

法話

法話

小さいお子さんもちゃんと聞いていました

本堂へ —本堂欄間にある天人の彫刻についての話—

戌亥の間から本堂へ移動し、欄間にある金色の天人の彫刻についての話を聞きました。お子さん達は、金色の彫刻に「きれい!」と感嘆(かんたん)の声をあげていました。

彫刻

鐃(にょう)ばち

彫刻

太鼓(たいこ)

彫刻

横笛(おうてき)

彫刻

お皿に蓮(はす)の花

本堂の、高いところにある金色の欄間についてですが、あの欄間の様に、絵柄を彫刻したものを唐狭間(からさま)と言います。あそこに彫(ほ)られているのは誰か知っていますか?天人もしくは飛天と言い、佛様の周囲を飛んで(飛行(ひこう)遊泳(ゆうえい)しています。
天人は、インドという暑い国が起源(きげん)とされていて、インドから様々な国に伝わる途中(とちゅう)に、若い男の人の姿で表現されたり、鳥のような翼(つばさ)がついたりしました。やがて、今オリンピックを開催している中国に伝わり天衣をまとった 優雅(ゆうが)な姿で表現されるようになると、女性で表現されるようになり、天女(てんにょ)と呼ばれることが多くなりました。
しかし、彫られている天人は、男の人でも女の人でもありません。少し難しいですが「佛説(ぶつせつ)無量(むりょう)寿経(じゅきょう)」というお経の中に、「お浄土(じょうど)の仏(ほとけ)様方(さまがた)は、優れた智慧(ちえ)と自由自在な神通力(じんずうりき)をそなえ、姿かたちもみな同じで何の違いもない」と説かれています。

彫刻

蓮の花を持っている

彫刻

琵琶

彫刻

彫刻

羯鼓

そして、よく見ると、天人は楽器やお花を持っています。向って一番左の天人が持っているのは、シンバルの様な楽器で「鐃(にょう)ばち」と言います。次は「太鼓(たいこ)」を持っています。次は「横笛(おうてき)」です。次の天人は「蓮(はす)の花」で、花びらを撒こうとしているのでしょうか。次は「(茎のついた)蓮」です。次は、「羯鼓(かっこ)」という太鼓のような楽器です。次は、「琵琶」というギターの様な楽器です。最後に一番右の天人が持っているのは「笙(しょう)」という楽器です。これは「佛説観無量寿経(ぶっせつかんむりょうじゅきょう)」というお経の中に、お浄土には数限りない天人がいて、素晴しい音楽を奏でていると説かれています。
ということは、この場所本堂は、お浄土を、私達にわかりやすく見せてくださっているのです。ですので、この東山浄苑だけではなく、お寺に遊びに行ったり、お参りに行った時は、まず、本堂の阿弥陀様にご挨拶をして下さい。

畑へ—トマト、とうがん、かぼちゃの収穫と球根掘り—

いよいよ収穫♪小さい子も夢中で一人で収穫していました。たくさん取れて良かったですね!食について安全性が問われる中、このような無農薬の野菜はとっても安心です。
お家でいっぱい食べたかな?

収穫

手袋をはめて準備して

収穫

お姉さんの話を聞いて

収穫

お父さんと一緒に収穫

収穫

ひめかぼちゃに…

収穫

大きなとうがんもとれました!

収穫

次は球根掘りです。「どこに隠れてるかな?」

収穫

小さい子達も頑張って掘ります

収穫

だいぶたくさんの球根が集まりましたね

収穫

使った道具をきれいに洗ってお片づけ

収穫

採れたやさいを持って「ハイ、ポーズ!」

再び戌亥の間へ—野菜をお供えしお下がりを頂く—

再び戌亥の間に戻って採れた野菜をお内佛にお供えします。代表のお子さんがお供えする時、他のお子さんはそれに合わせて佛教賛歌「念佛」を歌います。そしてお楽しみのお下がりをいただく時間。今月はスイカ収穫に合わせ、お下がりもスイカです。みんな夢中で食べていましたね。お誕生日の子の紹介もあり、みんな和やかなムードでした。また来月も会いましょうね!

お下がり

今日採れたとうがんのお供え

お下がり

お内佛に合掌

お下がり

いよいよお下がりのスイカが登場

お下がり

手と手を合わせて、「いただきます!」

お下がり

仲良くお話しながら

お下がり

皆、夢中で食べていましたね

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