第9回活動報告
和菓子づくり
平成21年12月20日(日)
阿弥陀さまにごあいさつ~今月の法話「ねずみの嫁入り」
今月も親子仏法の集いの日がやってきました。
先月の活動はお休みだったので、二ヶ月ぶりに会うおともだち。
はじめに、代表のお子さんよるお供えです。
そして、今月の法話です。「ねずみの嫁入り」というお話です。
昔、ある村にりっぱなお坊さんが住んでいました。
ある日、たかが口にねずみをくわえているのを見たお坊さんは、
「たか、ねずみをはなしてやりなさい。」
と大声で叫びました。
たかはお坊さんの声にびっくりして、ねずみをはなして飛んでいきました。
お坊さんが手をあわせておいのりすると、なんとねずみはかわいい人間の女の子になりました。
お坊さんはその女の子を、自分の子どものように大切に育てました。
やがて、女の子はきれいな娘さんに育ちます。お坊さんは娘も年頃になったことだし、よいおむこさんを探してあげようと思いました。
お坊さんは、太陽や雲など、いろいろな相手に娘を会わせました。
ところが、なかなか娘にぴったりのおむこさんが見つかりません・・・!?
最後にやっと見つかった、娘にぴったりの相手とは!?
「一体だれなんだろう?」「私だったら太陽がいいな!」
来月の法話もお楽しみに!
和菓子づくりにチャレンジ!
それでは、皆さんお待ちかね!京都ならでは、の和菓子づくりにチャレンジです!
まずはじめに和菓子の先生から、作り方を見せてもらいます。
それではいよいよ、自分たちで作りましょう♪
わからないところは先生が回って教えてくれますよ。
そしていよいよ・・・完成の時☆☆
たくさんできましたね!!
かわいい、色とりどりの和菓子です☆
やったね!!
まるでプロ!?
小さな和菓子職人さんたちががんばりました!
作った和菓子を阿弥陀さまにお供えしましょう
それでは、みんなが作った和菓子を、阿弥陀さまにお供えしましょう。
お姉さんから、「お下がりをいただく意味」のお話がありました。
【お下がりをいただく意味ってなあに?】
わたしたちがいつもこうして阿弥陀さまに食べ物をお供えするのは、どうしてでしょうか?
それは、阿弥陀さまがわたしたちを救いとってくださること、つまり、今、食べることでつないでいる私たちの命が、阿弥陀さまとつながっている、ということを知るためなのです。
そのために、本来は私たちの主食であるお米を、炊きたてのじょうたいで、まず一番に阿弥陀さまにお供えします。お供えしたごはんは、お下げした後、今の時代なら炊飯器に戻して混ぜて、みんながその「お下がり」をいただけるようにします。
今日は、先ほどみんなで作った和菓子を、阿弥陀さまにお供えして、そのお下がりをみんなでいただきたいと思います。
どうして、お供えしたものをお下がりとしていただくのか、みなさんよくわかりましたね。
私たちが今生きているということ、私たちの命が阿弥陀さまとつながっているんだ、ということを感じながら、みんなで和菓子をおいしくいただきましょう!
今月の活動は以上です。
みなさんにまた来月お会いできるのを楽しみにしていますね!
はじめてのお子さんもお気軽にご参加ください。
お待ちしています!