第9回活動報告
灰の漉き込み・寒冷紗かけ
平成24年12月16日(日)
≪あみだ様に「南無阿弥陀仏」≫
寒さが一段と厳しくなり、東山淨苑にはこの冬初めての雪が降りました。
今回の雪はすぐに溶けてしまいましたが、雪が積もった東山淨苑もとてもきれいなんですよ。
今月も親子仏法の集いには元気な子どもたちが集まりました。
≪「花まつり行進曲」の練習≫
「花まつり行進曲」の歌を練習しました。
来年の花まつりの舞台で、大きな声で元気よく歌えるように練習を頑張っていきましょう!
≪本日の御法話 「にせものおおかみ」≫
花岡大学氏の著作「にせものおおかみ」を紙しばいで読みました。
断食修業をしようと試みたおおかみと、インドラという神様のお話です。
格好ばかりを気にして心がともなわないことを戒める、とても良いお話でした。
≪苑内案内 「東山淨苑の年末年始」≫
12月31日の大みそかに行われる「御煤(おすす)払い」の様子です。一年を振り返って新しい年を迎えるための行事として、お釈迦様の恩に感謝し、阿弥陀様の塵芥(ほこり)をお掃除します。その後、引き続き歳末昏時という法要が行われ、佛恩感謝、報恩感謝の念佛をとなえます。
元旦には、献酒の儀が行われます。阿弥陀様に、お酒をお供えする儀式です。
こちらはお正月の本堂の写真です。各御堂の阿弥陀様の前のお飾りには、若松を芯に使い、梅、柳、竹など新年に相応しい佛花が飾られます。そして鏡餅をお供えします。鏡餅の丸い形状は、家庭円満、家族が幸せに暮らせるようという意味を持ち、お餅を重ねた姿は「一年をめでたく重ねる」という意味があると言われているんですよ。
そして、修正会の期間中、参苑者に大人気のお餅つきが行われます。みんなでついたお餅のお下がりはとても美味しいですよ。
再び新しい一年の始まりを迎えられることを喜び、昨年以上にお念佛を悦ぶ日々を送りますと、阿弥陀様と親鸞聖人にお誓いする儀式、修正会に是非、ご参詣ください。
≪寒冷紗かけ≫
寒さからかぶらを守るために、かぶらの苗に寒冷紗をかけました。大きなかぶらが育つように大切に育てていきましょうね。
≪ピーマンの刈り取り≫
たくさんの実をつけたピーマンの収穫も終わりを迎えました。たくさんの実を収穫できたことを感謝しながら、ピーマンの苗を刈り取りました。この苗を燃やして灰を作り、その灰をまた畑の肥料にする予定です。
≪灰の漉き込み≫
畑を作物が育ちやすい状態にするために、灰をまきました。
前回、落ち葉とぬかを混ぜて作った堆肥と灰で、来年の春にはまたたくさんの作物が育つ予定です。
今年も一年間、親子佛法の集いでは菜園活動などを通じて子どもたちと佛法について学んできました。来年もあらゆることにご恩を感じ、感謝をする心を養う場として活動していきますので、是非ご参加ください。