第13回活動報告
花まつりリハーサル(本堂)・ルンビニ苑の飾り作り
平成25年3月31日(日)
≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
桜が例年より早く開花し、苑内がきれいなピンク色に色づいてきました。濃いピンク色のはなもももきれいに咲き始めました。
春の大きな仏事、花まつりもいよいよ来週です。本日もたくさんの子どもたちが親子佛法の集いに参加しました。まずは阿弥陀様にお菓子とお花を御供えし、合掌・礼拝をします。
「南無阿弥陀仏」
≪本堂での花まつりリハーサル≫
本番と同じセットの中で、歌の練習をしました。
花まつりの奉納演奏では、2歳から9歳までの12名の子どもたちがおしゃか様の御誕生をお祝いし、「花まつり行進曲」を歌います。今回は本番までの最後の練習でしたが、小さな子どもたちも歌詞もきちんと覚えて、大きな声で歌えていました。
本堂の2階席のはしっこまで元気な歌声が聞こえていましたよ!花まつり当日は、かわいい稚児衣装を着て歌います。
奉納演奏は東山浄苑の花まつりの恒例の舞台です。今年も子どもたちの舞台を見るのが大変楽しみです。
≪法話「マヒラームカという象」≫
「マヒラームカという象」を紙しばいで読みました。主人公の心の優しい象が、ある日凶暴な姿に変わってしまうお話です。さて、この象はなぜ性格が変わってしまったのでしょうか?
このお話には、私たちが仏法を聴聞する大切な意味が描かれています。
子どもたちにも分かりやすい良いお話でした。
≪仏教と蓮の花について学ぶ≫
こちらは東山浄苑の常楽堂の阿弥陀様です。阿弥陀様の御足もとの緑色の植物が何か分かりますか?
正解は、蓮です。
蓮は仏教と大変関わりの深い植物です。白い蓮の花を「分陀利華(ふんだりけ)」と呼び、「観無量寿経」では阿弥陀様の本願を信じる人々を「分陀利華(ふんだりけ)である」と讃えています。
さまざまな植物の中でも、なぜ蓮の花に例えられるのでしょうか?
それは蓮の育つ姿に、われわれ人間の生き様が重ねられているのです。蓮は決してきれいとは言えない泥の中に根を張り、茎をのばして水面にきれいな大輪の花を咲かせます。われわれ人間の生きる世界も決してきれいな出来事ばかりではありません。さまざまな「苦」を背負って生きています。
「苦」の中を生きるわれわれを導いて下さるのが阿弥陀様です。
阿弥陀様のお導きのおかげで、われわれは人生に大輪の花を咲かせることができるのです。
≪ルンビニ苑の飾りつけ:蓮の花、リボン作り≫
蓮の花について学んだ後、この有り難いお花を東山浄苑のルンビニ園に咲かせるために、蓮の花を作りました。
ピンク色の大輪の蓮の花が出来上がりました!
そしてルンビニ園をきれいに彩るリボンを作りました。
東山浄苑の花まつりは4月7日(日)に行われます。
200名を超えるたくさんの子どもたちの稚児行列、12名の子どもたちのかわいい奉納演奏などにぎやかな一日になりますので、是非ご参詣下さい。