文字のサイズ

第1回活動報告

自然農薬づくり・ヨモギ摘み/トマトの苗つけ、三度豆種まき

平成25年4月28日(日)

≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫

 親子仏法の集いは、お供えすることから始まります。お供えや阿弥陀様への挨拶を通して、子ども達は自然に佛法に親しみます。みんなでしっかり合掌し、「南無阿弥陀仏」を称えました。

≪ヨモギ摘み・自然農薬づくり≫

 阿弥陀様にご挨拶をした後、菜園に移動します。今日は、自然農薬づくりに挑戦です。畑の周りに、たくさんヨモギが生えています。小さなお友達にはヨモギを摘んでもらいました。
ヨモギはどんな葉っぱかな?お姉さん達と一緒に、上手にヨモギだけを選別して、摘みました。

 大きなお友達は、班に分かれて、にんにく・しょうが・ニラをすり鉢ですり下ろします。

 にんにく班です。2人で力を合わせてにんにくをすり下ろしました。すごい臭い!これなら虫もより付きませんね。

 すり下ろしたヨモギ・にんにく・しょうが・ニラを鍋に入れ、焼酎・牛乳・みりんを加えて加熱します。上澄み液を抽出したものが自然農薬となります。みんなの協力で完成しました。この農薬を使用して、大きくて元気な作物を育てていきます。

≪トマト苗植え、三度豆種まき≫

 お友達やお姉さん達と協力して、指で土に穴をあけながら、畝に三度豆の種を播きます。隣の畝にはトマトの苗を植えました。
種を植えた場所にしっかり水も遣りました。これから大きく育つのが楽しみですね。

 親子佛法の集いでは、作物の育成を通して、生命の尊さから、お法に出遭うことの有難さを学んでいきます。

≪本日の御法話「ねずみのよめいり」≫

 きれいな女性の姿に変身した、ねずみの娘のお話。

 養父となった男は、この娘を大事に育て、ある日娘に天下一の婿をとろうとします。太陽・雲・風・山と次々に申し込みましたが……。娘は結局、同じ仲間のねずみの王様を気に入りました。娘は元のねずみの姿に戻り、ねずみの王様の元へ嫁いでいきました。

 この物語は、婿候補になった太陽・雲・風・山・ネズミたちには本来身分の高い、低いや能力の優劣はなく、皆等しく尊い存在であることを、私たちに教えてくれました。

≪苑内案内「花まつり」≫

 4月7日に東山浄苑で行われた花まつりと、マーヤ夫人・ヤショーダラー姫のお話を聞きました。マーヤ夫人はお釈迦様をお生みになったお母様。
 ヤショーダラー姫は、後のお釈迦様となるシッダールタ王子のお妃様になられた方です。花まつりでは、マーヤ夫人とヤショーダラー姫役として、2人のきれいなお姉さんが公募で選ばれて参加しました。
 親子仏法の集いのお友達で、お姉さん達に花束を贈呈しましたね。奉納演奏では、お釈迦様のご誕生をお祝いして歌ったり、本堂前のルンビニ苑の飾りを作ったりしました。親子仏法の集いのお友達はみんな大活躍でした。
 来年の花まつりも、お友達を誘って、みんなでお釈迦様のご誕生を盛大にお祝いしましょう。

≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫

 元気よく活動した後は、阿弥陀様を前にしてみんなで「念佛」を歌い、合掌。お父さんやお母さんも一緒に「南無阿弥陀仏」を称えました。その後、みんなでお下がりをいただきます。
 今月は、お誕生日のお友達が2人いました。育ててくれたお父さんとお母さんに感謝すると共に、私たちを導いて下さっている阿弥陀様に感謝をする良い機会になりました。

ページの先頭へ