第3回活動報告
オクラの種まき・子供盆灯会灯籠作り
平成25年6月16日(日)
≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
梅雨の季節となりましたが、朝からとてもお天気が良く、夏のような一日の始まりです。
今日も元気なお友達が集まりました。まずは阿弥陀様に大きな声で「南無阿弥陀仏」。
≪本日の御法話「いやなやつばかり」≫
今日のお話は、パンチャタントラというインドの説話集からのものです。
強いライオンとその家来の年寄のサイ、サイに騙される鈍いロバが登場します。
いつも威張っていたライオンが怪我をして弱くなってしまうと、いつもペコペコしていた家来のサイはご主人のライオンを裏切ってしまいます。
ライオンもサイもお腹が空きますが獲物が捕れません。サイはライオンの命令で獲物を探しに行きます。野原で出会ったロバを騙してライオンのもとに連れて帰りますが、弱くなったライオンはロバを捕えるのもやっとのことです。
お腹が空いているサイはライオンに嘘をついてロバを全部ひとりで食べてしまいました。
人間の世界でも、ライオンのように威張っている人、サイのようにいつも誰かにペコペコして卑しい人、ロバのようにすぐに人を信用して騙されてしまう人、色んな人がいます。あなた自身に思い当たることはありませんか。
≪苑内案内「散華について」≫
今回は「散華(さんげ)」について学びました。
散華とは、法要の前に仏様を讃嘆するために、お花びらを撒く儀式のことです。
どうして散華をするのでしょう?
その昔、仏様がお話をする時、空からお花が降ってきたと言われています。そこから仏教のお寺では、法要の前に散華をするようになりました。
東山浄苑でも花まつりや盂蘭盆会(うらぼんえ)の法要で散華があります。
みなさんもお花びらが降ってきたら、「これからありがたい法要が始まるのだな」という気持ちで阿弥陀様に合掌しましょう。
≪オクラの種まき≫
今回は夏の野菜、オクラの種をまきました。
畝に穴をあけて、均等になるように1か所に4~5粒くらいまいて、元気に育つようにと願いを込めて土を被せました。1ヶ月半くらいで花が咲いて、オクラができる予定です。楽しみですね。
オクラのお花はとてもきれいで観賞用としても人気があるそうですよ。
今回も4月の活動で作った自然農薬を畑にまきました。ミニトマトは青い実がついています。大切な野菜たちが虫に食べられてしまわないように、皆で一生懸命まきました。
≪灯籠作り≫
お盆の子供盆灯会(ぼんとうえ)の灯籠を作りました。
今回は灯籠の周りの飾りを作ります。
お庭の草花を摘むところから始まりです。どれがいいかなぁ、みんな色々な草花を見つけました。
次は、摘んできた草花をきれいな和紙の上に自由に飾りつけます。折紙を貼ったり、お絵かきしたり、みんな楽しそうに作っています。
デザインができたら、ラミネートします。これで灯籠の側面は完成!!
今日はここまでですが、次回は灯籠の台を作成予定です。
みんなが作った灯籠は、8月15日(木)に献灯します。
誰でも参加できるので、ぜひご家族そろってご参詣ください。
≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫
楽しい活動の後は、みんなで「念佛」を歌い、阿弥陀様に合掌します。
活動が終わるときには、 お父さんやお母さんも一緒に「南無阿弥陀仏」を称えました。
その後、みんなでお下がりをいただきます。