第4回活動報告
トマトと三度豆の収穫/ブロッコリーの種まき種まき
子ども盆灯会灯籠作り②
平成25年7月21日(日)
≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
夏真っ盛り。
とても暑い日が続きますが、みんな元気に東山浄苑にやって来てくれました。
まずは、阿弥陀様にご挨拶。手を合わせて合掌。大きな声で「南無阿弥陀仏」を称(とな)えます。
≪本日の御法話「かた目のかめ」≫
今日は、かた目のかめのお話です。
ひどい日照りが続くと、干上がってしまう湖がありました。
ある年の夏、また湖が干上がりそうな兆しが見え、川の魚やかめたちは川へ移動し始めます。
しかし、かた目のかめだけは、周りの親切な魚やかめの忠告を聞かず、湖に住み続けました。
かた目のかめは、生まれ育ち、両親と暮らした思い出の詰まった湖が捨てられなかったのです。
湖は日に日に干上がり、一滴の水もなくなってしまい……最後には、命を落としてしまいます。
皆さんも、何をするにも自分のことにとらわれ過ぎると、痛い目にあってしまうかもしれませんよ
≪苑内案内「お灯明(とうみょう)」≫
今回は「お灯明」について学びました。
東山浄苑には、石灯籠やお盆の四角いお提灯などがあります。
御仏壇の中には、ローソクをお飾りしますね。
なぜ、お寺では、「火=明り」を灯すことが多いのでしょうか?
答えは、阿弥陀様のお力を表しています。
阿弥陀様は、私たちの力ではどうにもできない悲しいことなどを打ち破って下さいます。
この限りない力を、浄土真宗では、「無碍(むげ)の光明(こうみょう)」と言います。
簡単に言うと「阿弥陀様の無限の光」となります。
東山浄苑では、8月13日から16日まで盂蘭盆会を行います。
お盆のお提灯やローソク、曲水(きょくすい)に流す往還(おうげん)燈籠などが献灯されます。
ご家族揃って、盂蘭盆会期間に御参詣下さい。
≪トマトと三度豆の収穫、ブロッコリーの種まき≫
今回はたくさんの赤い実をつけたトマトと、大きく育った三度豆を収穫しました。
みんな収穫袋いっぱいにトマトと三度豆が取れました。
まだまだ緑のトマトや黄色い花、小さな三度豆がたくさんありました。
これからも収穫し続ける事ができそうです。
ブロッコリーの種まきは、小さな囲いのケースにそれぞれ種を植えました。
どんな芽が出るんでしょう?
夏の日差しを浴び、大きなブロッコリーに成長するのが待ち遠しいですね。
最後に、みんなで収穫したトマトと三度豆、成長中のオクラに水をたっぷりあげました。
≪収穫物を阿弥陀(あみだ)様へお供え≫
みんなで、収穫したトマトと三度豆を1つずつ阿弥陀様におoえします。
大きなトマトと三度豆を……みんな真剣にお供えしました。
≪子ども盆灯会灯籠作り②≫
前回に引き続き、お盆の「子ども盆灯会(ぼんとうえ)」の灯籠の土台を作りました。
まずは、土台の骨組みを紙皿と紙コップで作ります。
そして、厚紙の帯を丸めて、周りにお花紙をくっつけると……蓮の花を模した土台が出来上りました。
中にライトを入れると、前回作った葉っぱが美しく照らし出されます。
子ども盆灯会の灯籠の完成です!
みんなが作った灯籠は、8月15日(木)の「子ども盆灯会」で献灯します。
当日参加のお子さんにも、このきれいな灯籠を献灯してもらいます。
みんなで、灯籠を使って、御堂の中を仏様のお力の光でいっぱいにしましょう!!
また、盂蘭盆会にちなんだ紙芝居やスイカのお下がりをいただく等、楽しい企画がいっぱいです。
ぜひ、ご家族そろって東山浄苑にご参詣ください。
≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫
楽しい活動の後は、みんなで「念佛」を大きな声で歌い、阿弥陀様に合掌します。
そして、みんなで「南無阿弥陀仏」を称え、お下がりをいただきました。
今回は、7月生まれのお友達が2人いました。
お誕生日、おめでとうございます!!
みんなで、2人をお祝いしました。