第6回活動報告
花びらづくり
平成25年9月15日(日)
≪阿弥陀様(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
あいにくの雨もようでしたが、みんな元気に佛教讃歌『いまささぐ』を歌いました。
阿弥陀様にごあいさつをします。
手を合わせて合掌。大きな声で「南無阿弥陀仏」と称えます。
皆きちんとお参りができました。
≪本日の御法話≫
今日のお話はお釈迦様が教え、話しつがれてきた「やせた若いヤギ」という物語です。
ヒマラヤ山という世界一の高い山があります。
その山の谷間の野原にはたくさんの草が青々と生えており、山に住んでいるヤギの群れがその草を食べに来ていました。
ある時、オスとメスのサイがやって来てヤギを襲い、毎日一匹ずつ食べられていきました。
すると一匹の若いヤギが進み出て「みんなが草を食べている間、私が見張りをしよう」と言いました。
皆は大喜びをし、野原に散らばって行きました。みんなの喜ぶ姿を見たら、若いヤギは自分がお腹がぺこぺこということも忘れるのでした。
それからというもの、沢山のヤギの群れは、命を取られる心配もなく、元のように幸せに暮らせるようになりました。
ですがみんなのために見張りに立っていたヤギは日に日にやせこけていきました…
他のヤギたちはやせていく若いヤギに気づかなかったのでしょうか?
このお話はお友達や、家族や、いろんな人と助け合うことができる子になって欲しいというお釈迦様のお話でした。
≪苑内案内「得度について」≫
今日は得度について学びました。
得度とは、迷いの世界から悟りに到達すること・仏門に入って僧(お坊さん)となること、の二つの意味があります。
今回は二番目の意味の「仏門に入って僧(お坊さん)となること」についてお話ししました。
これは中国で出家して僧となり、僧籍に入ることを「得度」というようになったのが始まりだそうです。
浄土真宗を開いた親鸞上人は夜遅くにお得度されたと言われています。
≪花びら作り≫
今回は花びらを作りました。
まず裏に「南無」と書かれた紙をのりで貼ります。
そして、阿弥陀様、白像、お釈迦様のお誕生、の3種類のイラストが描かれた花びらから1枚選んで色をぬります。
みんないろんな色できれいにぬれました!
ぬりおわったら常楽堂阿弥陀様のところに行き、合掌・礼拝をします。
阿弥陀様のところで、裏面の「阿弥陀仏」の印を押し、ラミネートをしたら完成です!
≪阿弥陀様のお下がりをいただく≫
楽しい活動の後は、みんなで「念佛」を大きな声で歌い、阿弥陀様に合掌します。
みんなで「南無阿弥陀仏」を称え、お下がりをいただきました。
今回は9月生まれのお友達が1人いました。 お誕生日おめでとうございます!
将来はお母さんになりたいそうです。 いつかすてきなお母さんになってくださいね。