第8回活動報告
落ち葉の堆肥作り
平成25年11月17日(日)
≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
朝と夕方の冷え込みが厳しくなってきました。
集まったお友達は、寒さなんかへっちゃら!
みんな元気です。
今日も、大きな声で阿弥陀様にご挨拶しましょう。
佛教讃歌『いまささぐ』を大きな声で歌って、合掌。
「南無阿弥陀仏」を称えます。
≪本日の御法話 「おろかな争い」≫
今日のお話は、『百喩経』からの仏教物語です。
お腹がとても減ったヘビが一匹いました。
夜になり、獲物を捕らえようとしますが、なかなか獲物を仕留めることができません。
そんなヘビの“頭”に、“しっぽ”は怒ってしまいます。
“頭”と“しっぽ”がそれぞれ言い争い、“頭”は“しっぽ”に噛みつきます。
その瞬間、木から落ちたヘビの下にはたき火が……。
みにくいおろかな争いの結末は、たいていろくなことにならない事を私たちに教えてくれました。
≪苑内案内 「報恩講(ほうおんこう)」≫
報恩講とは、浄土真宗の開祖・親鸞(しんらん)聖人の御命日に、親鸞聖人がお釈迦様の御教えを
私たちに説いて下さったことへの感謝の気持ちを込めて行う法要です。
東山浄苑では、11月27日・28日に報恩講を行います。
本堂のお飾りがとても華やかになり、前後に体をゆすりながら「南無阿弥陀仏」を称える坂東曲(ばんどうきょく)、
御講果非時(おこうはてひじ:御僧侶、参詣者みんなでお昼ご飯をいただきます)などが行われます。
是非、私たちと一緒に親鸞聖人への感謝の念を込めて、報恩講に参詣しましょう。
≪菜園活動 堆肥作り:落ち葉拾い≫
野菜やお花を植えている畑の肥料を手作りするため、落ち葉がたくさん必要です。
2つのチームに分かれて、どちらがたくさん落ち葉を拾うことができるか、競い合いました。
みんな、落ち葉拾いに熱中していました。
そんな中、どんぐりやキノコ、見事に黄色く紅葉した葉っぱ等を発見!
秋を満喫することもできました。
チーム対抗落ち葉拾いの結果発表。
両チームの差は、わずかでした。
頑張ってくれたみんなに、大きな拍手!!
最後に、なぜ落ち葉が肥料になるのか、お姉さんに教えてもらいました。
堆肥は、土の中の目に見えない微生物や目に見える小動物(ミミズやクモ、コガネムシなどの幼虫など)の
活動を活発にして、畑の土を肥やしてくれるそうです。
堆肥によって立派に育った野菜の収穫をするのが、今から楽しみですね。
≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫
今日も、元気に楽しく活動ができました。
みんなで佛教讃歌『念佛』を歌い、阿弥陀様に合掌。
「南無阿弥陀仏」を称えます。
今日のお下がりは、「ぜんざい」です。
浄土真宗の開祖・親鸞(しんらん)聖人は小豆が大好物であったと伝わっています。
そのため、報恩講の御斎として、「小豆ご飯」をいただくお寺もあります。
小豆を食べて、親鸞聖人のご遺徳を偲ぶことができました。
最後に、11月の誕生日のお友達をみんなでお祝いしました。
御誕生日、おめでとうございます!!