第13回活動報告
花まつりに向けた歌の練習
平成26年3月9日(日)
≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫
寒さも和らぎ、東山浄苑では紅白の梅が咲き誇っています。
今日は、4月6日の花まつり奉納演奏に参加する39人のお友達が活動に参加しました。
まずは本堂の阿弥陀様にごあいさつ。
みんなで仏教賛歌『いまささぐ』を歌います。
阿弥陀様にお花とお菓子をお供えして合掌。
みんなで大きな声をだして、南無阿弥陀仏と称えました。
≪本日の御法話「おしゃかさまのおたんじょう」≫
「おしゃかさまのおたんじょう」の紙しばいをみんなで鑑賞しました。
お釈迦様は、今から約2500年前にお生まれになり、仏教を開かれました。
花まつりは、お釈迦様のご誕生されたことをお祝いする行事です。
花まつりでは、花をかざり、赤ちゃんのお姿をしたお釈迦様へ甘茶をかけます。
また、誕生仏は右手を上に、左手を下にそれぞれ天と地を指さしています。
みなさんは理由を知っていますか?
花をかざるのは、お釈迦様がお生まれになったルンビニーの花園を思い出すためです。
甘茶は、お釈迦様のご誕生を祝って竜王が降らした雨を表します。
お釈迦様の両手は、お生まれになってすぐに7歩あるき、
「天にも、地にも、わたしにまされる聖者(せいじゃ)なし」
と宣言されたお姿を現しています。
みなさんも、東山浄苑の花まつりに参加して、お釈迦様のご誕生をお祝いしましょう!!
≪苑内案内「極楽浄土」≫
「極楽浄土」ってどんなところか知っていますか?
『仏説阿弥陀経』というお経に、極楽浄土がどんなに素晴らしいところなのか説明があります。
極楽浄土の建物は、金・銀・瑠璃(るり)・水晶・サンゴ・瑪瑙(めのう)などで飾られています。
池には大きな蓮の花が、青色、黄色、赤色、白色と色とりどりに咲いて、とても良い香りがするそうです。
美しい心地よい音楽がいつも流れて、黄金で輝く大地に昼夜6回もきれいな花びらが降り注ぎます。
たくさんの鳥たちもいて、オウムや白鳥、クジャク、美しい声で鳴く上半身は女性、下半身は鳥という迦陵頻伽(かりょうびんが)、体は1つで頭が2つある共命之鳥(ぐみょうしちょう)などもいます。
みなさんも、極楽浄土のすばらしい世界を想像してみて下さいね。
≪花まつりの歌の練習≫
花まつり奉納演奏の歌う練習を行いました。
2歳から小学生までのお友達が、それぞれ年齢別チームに分かれて、お姉さんたちと一緒に歌います。
初めてのお友達もいましたが、家でしっかりと練習をしてきてくれていたので、大きな声で歌えました。
みんなで「春が来た」と「子供花祭り」を歌った後は、小学生チームだけで歌う「花祭り行進曲」の練習です。
カメラでみんなの歌っている姿を撮影して、大きな口を開けて元気よく歌えているのか確認しました。
次回は、歌の練習ができる本番前最後の活動です。
お釈迦様のご誕生をお祝いするため、楽しく元気いっぱい歌いましょう!
≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫
最後はみんなで「念佛」を大きな声で歌ました。
阿弥陀様に合掌。
みんなで「南無阿弥陀仏」を称えお下がりをいただきました。