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第14回活動報告

花まつりに向けた歌の練習・リハーサル

平成26年3月30日(日)

≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫

 今日は花まつり前の最後の練習と当日のリハーサルです。
奉納演奏に参加するみんなが集まってくれました。
最初に本堂の阿弥陀様にごあいさつ。
仏教賛歌『いまささぐ』を斉唱し南無阿弥陀仏と元気よく称えます。

≪本日の御法話「おしゃかさま」≫

 今日の紙芝居はお釈迦様の生涯を描いたお話です。
お釈迦様は、2500年前のインドでスッドーダナ王とお妃マーヤ夫人との間に4月8日にご誕生され、シッダールタと名付けられました。
お釈迦様のお誕生については前回の紙芝居でお話しましたが、今日はお釈迦様の生涯についてです。

 成長したシッダールタは、季節ごとに異なる宮殿で過ごし、おいしい物を食べ、美しい女の人達の踊りが毎日続くような贅沢なくらしをしていましたが、シッダールタはすこしも楽しくありませんでした。
その後、若くてきれいなヤショーダラと結婚し、ラーフラというかわいい男の子も授かりました。
ある時、シッダールタはお城の門から出て、よぼよぼした年寄り、苦しんでいる病人、死んだ人に出会います。
最後に出会ったのは、みんなの苦しみを取り除いて幸せになれる道を求めているという修行者でした。
それから何日も考えてシッダールタは修行の旅に出ることを決意します。

 家族に別れを告げ、苦しい修行を続けますが、体を痛めつけるだけの修行ではさとりを開くことはできないと気づきます。
そして、アシュバッタ樹の下に座り「悟りを開くまでは決してそこを動かない」と心に誓います。
色々な悪魔が出てきて、シッダールタの悟りの邪魔をしますが、それに負けずに心を静め、四十九日目の朝ついに悟りを開くことができたのです。
12月8日シッダールタ35歳のときでした。この時からお釈迦様と呼ばれるようになり、たくさんの人に教えを説かれ、多くの人が救われました。
皆さんも聞いたことがある”祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)”というのも、お釈迦様が説法された場所のひとつです。

 80歳になられたお釈迦様は2月15日クシナガラで亡くなられました。
そして最後にこんなお言葉を残されました。「わたしは教えの中に生き続けている。この世のものはすべて移り変わってゆく(諸行無常)。みんな、おこたることなく目的をめざしてつとめなさい。」
お釈迦様のお弟子さんたちは、この言葉に従いお釈迦様の教えとそれに従った正しい生き方を後世に伝え、それが文字として残されたものが「お経」です。
こうして、お釈迦様の教えを現在私たちも知ることができますし、世界中の人々に伝えられています。

≪花まつりの歌の練習・リハーサル≫

 今日は本番前の最後の練習です。
みんな歌詞は覚えたかな? 大きな声で歌えるかな?と歌の先生が確認してくれます。


 全部で3曲歌いますが、全員で歌うのは2曲、あとの1曲は小学生以上のお友達です。
まずは「春がきた」みんな知っている曲なので元気に歌うことができました。春らしい楽しい曲です。

 次に「こども花まつり」。この曲は花まつりにちなんだ歌のひとつで、お釈迦様のお誕生を子供たちがお祝いする様子をかわいらしく歌います。

 最後に「花祭り行進曲」これは東山浄苑の花まつりで毎年歌われていて、お釈迦様の生涯が描かれています。お誕生から修行に出て悟りを開かれ、
沢山の人に教えを説き、亡くなられた後もその教えが変わらず残っている様子を表しています。今日の紙芝居の内容と同じですね。
小学生以下の子供たちは手拍子で応援します。
先生からは、「当日も元気よく上を見て歌うように」とご指導がありました。

≪お誕生日のお友達≫

 3月にお誕生日を迎える5歳の男の子と3歳の女の子をみんなでお祝いしました。
お誕生日カードをもらって、インタビューを受けました。
将来何になりたいですか?男の子が元気よく「消防士!」と答えてくれました。
女の子は何になりたいのかな?「消防士」と恥ずかしそうに答えると会場の皆さんは、微笑ましい光景に笑顔になりました。
お兄さんにつられちゃったかな?


≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫

 リハーサルが終わり、「念佛」を大きな声で歌いました。
合掌して「南無阿弥陀仏」と称えお下がりをいただきました。
本番もみんな元気よく歌えますように!


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