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第13回活動報告

花まつりの奉納演奏練習

平成27年3月8日(日)

≪阿弥陀(あみだ)様に「南無阿弥陀仏」≫

今日はたくさんのお友達が集まりました。初めてのお友達もたくさんいましたが、みんなで元気よく阿弥陀様にご挨拶しました。「南無阿弥陀仏」。

≪今月の標語と目標≫

今月の標語は「歓喜(かんぎ)」、目標は「佛様と出逢えたことを喜ぶ」です。
歓喜は一般的には「カンキ」と読みますが、仏教の言葉では「カンギ」と読みます。この字はどちらも「よろこぶ」という意味ですが、この言葉は身体が歓び、心も喜ぶという意味で使われます。何をよろこぶのかと言うと、仏様の教えを聞いて、心によろこびを感じ、真実の信心をおこすことをよろこぶということです。集まってくれたお友達には少し難しい言葉もありますが、皆さんも佛様の教えを聞くことができることに喜びを感じられるようにというのが今月の目標です。
私たちに大切な教えを残してくださったお釈迦様は、4月8日にお生まれになりました。そして、お釈迦様のお誕生日をお祝いする行事が花まつりです。
東山浄苑では、4月5日(日)に花まつりを行います。花まつりでも「佛様に出逢えて良かったな、嬉しいな」という喜びを佛様に伝えられるように、みんなで大きな声で元気よく歌って、楽しく賑やかにお祝いしましょう!

≪本日の御法話「おしゃかさまのおたんじょう」≫

今日は、お釈迦様のお誕生についてのお話です。
4月8日は、お釈迦様のお誕生をお祝いする日です。この日、お寺では誕生仏という赤ちゃんのお姿をしたお釈迦様が安置され、甘茶をかける光景が見られます。そして誕生仏を見ると、右手を上に、左手を下にそれぞれ天と地を指さしています。花まつりを御存じの方は多いと思いますが、誕生仏にどうして甘茶をかけるのか、なぜ誕生仏はお花に囲まれて、天と地を指さしているのかご存じですか?そんなお話を聞きました。

今から2500年ほど前のインドにシャカ国という国があり、シュッドーダナという王様が国を治めていました。お妃のマーヤ夫人との間には子供がありませんでした。ある日、マーヤ夫人は六本のきばを持つ白い象が右のわき腹から体に入る夢を見てしばらくすると身ごもりました。そして、お産のために里帰りする途中、ルンビニ―の花園で王子様をお産みになりました。王子様は誕生されてすぐに、七歩歩いて、天と地を指さして「天上天下唯我独尊(天にも、地にも、私に勝れる聖者なし)」と仰いました。

王子様はシッダールタと名付けられ、みんなから祝福されました。空からは神様が降りてきてお祝いし、竜の王も清らかな良い香りのする雨を降らせてお釈迦様のお誕生をお祝いしました。また、ある未来を占う力を持った仙人は、シッダールタ王子が大きくなったら世界中の人々の心を救う方となり、将来ほとけとなることを予言しましたが、その時に自分はその教えを聞くことができないと残念に思い涙を流すほどでした。そして、シッダールタは賢く、強く、心の優しい王子様へと成長していきました。
花まつりの日に誕生仏に甘茶をかけるのは、お釈迦様がご誕生の時に竜王がふらせた雨を表しています。誕生仏のお姿は、お誕生時に「天上天下唯我独尊」と仰ったお姿を現していて、お花で飾るのは、ルンビニ―の花園を思い出すためだという事が分かりました。
皆さんも、4月5日(日)東山浄苑にお釈迦様のお誕生日をお祝いに来てみませんか?

≪菜園案内 「これまでに育てた野菜の紹介」≫

親子仏法の集いは菜園活動を通して、有り難く大切に食物を頂くことを体験してもらいたいと考えています。平成19年に始まり8年間の活動の中でトマトやピーマン、オクラなど様々な野菜を育ててきました。これまでに育てた野菜はどんなものがあったのか振り返ってみると、24種類もあったので皆に紹介しました。


≪花まつり奉納演奏練習≫

今日はたくさんのお友達が参加してくれたので、賑やかに楽しく練習できました。
新しいお友達の前では最初は緊張してしまうけど、リズムに合わせてウォーミングアップをしていると、皆すぐにお友達になりました。



今日は、本番が近づいているので、ウォーミングアップもほどほどに歌の練習をたくさんしました。皆、メロディーは憶えられたので、元気よく歌うことができましたが、時々歌詞を忘れてしまい、少し元気がなくなる場面もありました。難しい所もあるので、先生からは「お家でもCDを聴いて覚えてきてね。」と宿題が出ました。


≪阿弥陀(あみだ)様のお下がりをいただく≫

お歌の練習が一生懸命できたので、阿弥陀様にご報告しました。
今日もありがとうございました。

次は3月15日(日)に元気に集まりましょう!

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